幕開けとともに、能登半島地震、日航機が海保機という痛ましい出来事が相次ぎ、以降も衝撃的なニュースが駆け巡った2024年上半期。芸能、スポーツ、皇室でも、驚くような“事件”が続々と起こっていた。そこで、本誌が目撃してきた上半期のスクープのなかでも、とりわけ反響の大きかったものを改めて紹介する。
2月の結婚発表以来、世界中の注目を集める大谷翔平の妻・真美子さん。人前に姿を見せる機会はそこまで多くないものの、球団行事などに現れるたびに、その控え目な装いや振る舞いが絶賛を集めている。そんな真美子さんの“原点”を探るとーー。(以下、2024年5月28日号掲載記事)※年齢は掲載当時のママ
「ドジャースは11日(日本時間)現在まで好調。今季最長の7連勝を記録するなど、貯金も一時は13まで伸ばし、首位を快走しています」(スポーツ紙記者)
両リーグで長打率トップを誇る大谷翔平選手(29)の活躍がドジャースの勢いを加速させている。3日に本拠地ドジャースタジアムで行われたチャリティイベント「ブルーダイヤモンド・ガラ」も、人気歌手エド・シーランの登場で大盛況。妻・真美子さん(27)も参加したこのイベントを支えたのがドジャースの最強夫人会だ。『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2024』の著者でスポーツライターの友成那智さんは言う。
「腕や胸元を露出した華やかなドレスを着たメンバーが多いなか、真美子さんは肌の露出を抑えた黒のシックな装いでした。180センチの長身に上品な落ち着いた雰囲気が、現地でも絶賛されていました」
イベントでは、笑顔の真美子さんがテオスカー・ヘルナンデス選手の妻・ジェニファーさんと会話していた場面も映し出された。
「ヘルナンデス選手は大谷選手と同様に、他球団から今年ドジャースに移籍してきた“同期組”なので仲よしなのです。大谷選手がホームランを打ったときにヒマワリの種をかけることでも有名です」(前出・スポーツ紙記者)
ドジャース夫人会には公式インスタがあり、チャリティなどの活動記録が定期的に更新されている。そのメンバーも多士済々だ。
「真美子さんと同様に“文武両道”で話題だったクリス・テイラー選手の妻、メアリーさんは日系の女性で、カリフォルニア州の弁護士資格を持っています。また、エンリケ・ヘルナンデス選手の妻・マリアナさんは元ミス・ユニバース・プエルトリコに選ばれた女優です。
愛息が大の翔平ファンで知られるフレディ・フリーマン選手の妻・チェルシーさんも、米国内の島でサバイバル生活するリアリティショー番組で人気を博したタレントでした」(前出・友成さん)
在米ジャーナリストは言う。
「そのほか、ウィル・スミス選手の妻・カーラさんは小学校教師。マックス・マンシー選手の妻・ケリーさんはアパレル企業勤務。ジェームズ・アウトマン選手の妻・ダーシャさんはIT経営者です。また、タイラー・グラスノーの恋人、メーガン・マーフィーさんは形成外科の医療アシスタントを務め、ジェイソン・ヘイワード選手の妻・ベドラナさんは社会活動家で、若い女性の地位向上とキャリアアップに取り組んでいます。
真美子さんと同じスポーツ系では、ギャビン・ラックスの婚約者、モリー・オーボイルさんはアメフトNFLのアスレチックトレーナーとして活躍中。ボビー・ミラー選手の恋人・ロウレダさんも格闘家として知られています」
そんな錚々たる夫人会メンバーの記念撮影でも、真美子さんはひときわ目立っていた。
「韓国での開幕戦時の記念写真では真美子さんは夫人たちの最後列で顔を出す程度でした。水原一平被告の事件で迷惑をかけてしまったことを気にしていたようです。
ですが、今回の記念撮影では最前列へ。やはり人気も実力も契約金も球界No1選手の奥さんですから、夫人会の皆さんが『前へ出て!』と言っているのでしょう。
マリナーズで活躍した長谷川滋利さんから聞いたことがあります。『妻によれば、私の調子が悪いときは夫人会で言葉をかけてくれる人は誰もいないけど、2年目で活躍してから、ちやほやされた』と。夫の成績で妻の立場も変わってくるそうです」(前出・友成さん)
夫人会での“公用語”は英語だ。真美子さんの語学力について彼女の実業団時代の知人はこう語る。
「英語が得意だと聞いたことはありません。努力家の彼女ですから大谷選手との結婚が決まってから特訓したはずです。日常生活では真美子さんのために大谷選手のエージェントが通訳をつけているとか。トラブルを避けるためだといいます。ただ、夫人会など選手の奥さんとの交流の際は通訳をつけていません」