続々と佳境に差しかかっている夏ドラマ。多彩な物語がどんな結末を迎えるか気になるところだが、今期は多くの作品に出演している旧ジャニーズタレントたちの活躍も見逃せない!そこで本誌では、2024年の夏ドラマで“演技が光る旧ジャニ俳優”アンケートを実施。気になるその結果は……?
第3位:松村北斗(SixTONES)/『西園寺さんは家事をしない』(TBS系)
『西園寺さんは家事をしない』で、不器用なシングルファザーを好演しているSixTONESの松村北斗(29)が3位にランクイン。ふだんのぶっきらぼうな雰囲気と、ふいに見せる優しさや可愛らしさのギャップにキュンとする女性が急増中! 松本若菜演じる主人公、西園寺さんとの微妙な関係も、どう決着がつくのか楽しみだ。
松村は、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』で一気に知名度を上げた、STARTO“演技班”筆頭の1人。今年はすでに『夜明けのすべて』、『ディア・ファミリー』と2作の劇場作品に出演。来年の2月には、松たか子と初共演する映画『1ST KISS ファーストキス』の公開も決定していて、話題作への出演が絶えない。本作でも《演技が自然で作品の空気感と合っている》(50代女性/会社員)、《そんなつもりはないのに、西園寺さんをドキドキさせる絶妙な仕草がうまい》(40代女性/パート・アルバイト)と、これまで培ってきた自然な演技力を評価する声が多かった。
また、娘役を演じる倉田瑛茉ちゃんとの関係は、劇中だけでなく撮影の合間も本物の親子のようで、《子どもへの接し方がとても自然》(50代女性/パート・アルバイト)、《ぎこちない感じや、慣れない父親役をうまく演じている》(50代女性/会社員)と、父親役という新境地を切り拓いたようだ。
第2位:目黒蓮(Snow Man)/『海のはじまり』(フジテレビ系)
事務所史上最速の5大ドームツアー開催が決定し、乗りに乗っているSnow Man。その人気を牽引する目黒蓮は、月9ドラマ『海のはじまり』で主演を務めている。演じるのは、亡くなった過去の恋人との間に子どもがいることが発覚し、いきなり父親になってしまうという難しい役どころ。複雑なテーマを扱う以上、演技も一筋縄ではいかないかと思いきや、《繊細な感情が出ている》(50代女性/無職)、《派手さはないが、うちに秘めた感情や情緒が自然でいい演技》(60代女性/専業主婦)と、難役をしっかり自分のものにしているよう。
2022年に大ヒットしたドラマ『silent』で演じた、耳の聴こえない内気な青年役が世の女性たちの心を奪ったことは記憶に新しいが、本作もふくめ、本人の真面目でおだやかなイメージに近いキャラクターが目黒のハマり役といえる。
一方、《どんな役をやってもうまい》(60代女性/専業主婦)、《いろいろな役を演じていても、目黒蓮だということを忘れてしまう》(40代女性/専業主婦)と、役柄を問わない演技力を評価する意見も。たしかに、ドラマ『トリリオンゲーム』で演じた破天荒な若者役は予想以上に好評で、来年の2月には劇場版も公開される。
今回のランキングでも、見事2位を獲得した目黒。振り幅のある役柄を演じ分けて、表現力にさらに磨きがかかっていく予感!今後も俳優としての活躍に期待大だ。
第1位:二宮和也(嵐)/『ブラックペアン シーズン2』(TBS系)
そして、堂々の1位に輝いたのは『ブラックペアン シーズン2』で、“悪魔”と呼ばれる天才医師を演じる二宮和也。旧ジャニ俳優屈指の演技派は、いまだ後輩たちの追随を許さないようだ。コメントでも、《見ていて安心感がある》(50代女性/専業主婦)、《役が憑依しているようで、その登場人物にしか見えない》(50代女性/専業主婦)と、やはり演技力の高さに定評がある。
前作の『ブラックペアン』に、手に汗握る展開が話題となった『マイファミリー』と、俳優としての実績が求められる「日曜劇場」の主演に、何度も抜擢されるのも納得。《隠された一面があることをにおわせる表情が上手》(50代女性/専業主婦)、《憎まれ役がうまい》(60代女性/医師・医療関係者)と、クセのあるキャラクターも難なく演じてしまうのはさすがだ。
嵐の活動休止後も、俳優として盤石な地位を築いている二宮。一方、アイドル活動はご無沙汰だが、今年CDデビュー25周年を迎える嵐には復活ライブの噂も!ステージでキラキラ輝く二宮の姿も久しぶりに見てみたいところだ。
このように、旧ジャニ俳優の表現力が光る夏ドラマ。物語の行く末はもちろん、彼らの演技力にもご注目!