女優で歌手の希良梨(43)が、がんを患っていることを公表した。
’97年に女優デビューした希良梨は、反町隆史(50)主演の’98年のドラマ『GTO』(フジテレビ系)で中心的な生徒役を演じてブレイク。’00年にはKirariとしてカバー曲『Toy Soldiers』が大ヒットする。しかし、人気絶頂のさなか、芸能活動を休止。当初休業の理由は伏せられていたが、’15年に、子宮頸がんで長期休業していたことを明かした。
療養を経て、活動の拠点を台湾に移した希良梨は’08年に台湾人男性と結婚。’09年に長男を出産し、’23年からはメキシコで生活していた。
希良梨は9月21日、Instagramを更新し《日本に帰ってきてから、たまたま婦人科で癌の検査をしたら引っかかり、その後大きな大学病院にて精密検査を受けました。結果は、私は癌でした》と告白。過去に子宮頸がんを患ったこともあり《20年前よりも良くない結果でした》と、病院内での患者衣姿の自身の写真を投稿した。
《末期ではなく初期の段階》としながらも手術を控えているといい、《その手術をしてみないとその奥にいる癌がどういうものなのかわからない為、今回の手術はそれを調べるためのもの》だと説明。手術後に今後の治療法が決まるという。
体は元気だとしつつも《心は落ち込み不安に常に襲われ、見えない恐怖との戦いの毎日でした》とつづり、《ずっと悩み抱えきれずに、1人ずっと悩んで、たくさん泣いて叫んで泣いたりもしました》と苦しい胸の内を明かした。
しかし手術を間近に迎え《今回の経験や体験を通して、誰かの力になれたり、誰かの役に立てたり誰かを励ませることができるのであれば、打ち明けてみようかなと思うようになりました》と心境に変化があったといい、《私は本当に全然ピンピンしていて元気だからね!!》と明るく締めくくった。
また、9月25日にはInstagramで《今日は、これから午後手術です。皆さんからの励ましの言葉で 何とか頑張れそうです。 でも、本当はすごく緊張しています笑 でも、逃げずに頑張ります。いつも本当に有難う御座います》と同日手術を受けることを明かしていた。
この日の朝には、『THE TIME,』(TBS系)で希良梨へのインタビューが放送された。希良梨は、医師から子宮摘出の可能性があると言われたと告白。「もう一人ぐらい(子どもを)産もうかなと思っていた矢先だったんで…」と声を震わせた。
全国ネットでも報じられた希良梨の闘病。突如明かされた現状に心配し、応援する声が上がっている。
《短期なのか長期なのか…ものすごく心配です!希良梨さん同学年なんだけど…また元気な姿を見せてください!良き方向に行く事願ってます!》
《25年前のGTOの時に、初めて知った女性だったがこんな若くして癌だったとは 少しずつでも体調良くなっていくことを祈ります》
《どうか、お大事に》
《頑張れ、負けるな!そして元気になって反町さん・松嶋さん2人に会いに行こう。最高にグレートだぜって言ってもらって下さい!》