9月25日、強制執行妨害目的財産譲渡仮装などの容疑でタレントの羽賀研二容疑者（63、本名：當眞美喜男）が、逮捕された。
各メディアによると、羽賀容疑者と共に逮捕されたのは暴力団の山口組弘道会系組長・松山猛容疑者（69）、司法書士・野崎史生容疑者（57）ら6名。昨年6月、羽賀容疑者が所有していた不動産の差し押さえを逃れるために共謀し、偽りの不動産登記をした疑いが持たれているという。
羽賀容疑者には逮捕歴がある。`07年6月に未公開株の売買を巡って知人男性から計約3億7,000万円をだまし取ったなどとして逮捕され、’13年4月には懲役6年の判決が確定。
服役中の`19年1月にも、元妻と強制執行妨害の疑いで逮捕され、’20年9月に懲役1年2カ月の実刑判決を言い渡され、’22年9月に出所したばかりであった。
3度目の逮捕となった羽賀容疑者だが、新宿・歌舞伎町の老舗ホストクラブ「愛本店」でのホストデビューが話題になったことに際して`23年7月に行われたWEBメディア『ねとらぼ』のインタビューで、驚きの発言をしていた。
“自身の経験を踏まえ、人生の岐路で悩んでいる人に向けてアドバイスをするとしたらどんな言葉をかけますか”と尋ねられた羽賀容疑者。「僕が言うからこそ、『そりゃそうだろう』と思われるかもしれませんが」と前置きしたうえでこう語っていた。
「『法律に触れそうなことは絶対にしないこと』です。法に触れそうになったら絶対に立ち止まって考えてください。『このぐらい大丈夫だろう』っていうことは絶対にないんです。上り坂、下り坂があるように人生にはいろんなことがありますが、とにかく慎重に行動をとってほしいです」
羽賀容疑者自身が立ち止まり、慎重に行動をとるべきだったに違いない――。
