「国民の安心安全、幸せを守るために活動していきたい」
10月2日、就任会見でこう語ったのは牧原秀樹法務大臣(53)だ。
‘05年に初当選を果たし、これまで厚生労働副大臣や経済産業副大臣などを務めてきた牧原大臣。「しっかりとした司法機能があるということは、国民の幸せにとても大切なこと」といい、冒頭のように語った。
そんな牧原大臣だが、早くも世論から厳しいまなざしを向けられている。牧原大臣は今年8月、パリ五輪のさなかにXで《今回のオリンピックで選手に誹謗中傷した人は全員逮捕すべきだと思います》と投稿。その過激さが、ネットを中心に物議を醸したことがあるのだ。そこで、今回の就任会見でもこの投稿の真意について尋ねられ、「何とかそういうの(誹謗中傷)を止めたいという思いがあった」と釈明することに。
しかし、牧原大臣の“問題発言”はそれだけでない。例えば’21年11月、《恵比寿駅での人身事故により電車が遅れています。ホームには人が溢れています。電車が遅れると本当に困りますよね。地元さいたまでのいくつもの会合が間に合わない。。》と投稿。人命軽視ともとらえかねないため、大きな波紋を呼んでいる(当該投稿は削除済み)。
さらに現在、’22年8月の投稿も物議を醸している。それは、こういったものだ。
《ネット上で「サヨク」と見えている人の多くは実際には日本の方ではなく、日本人を装った工作員の方である可能性もあります。日本の分断化工作には乗らず、本当の日本人同士は「和」の力で国を守らないといけないと思っています》
牧原大臣は「左翼は日本人を装った工作員」というが、果たしてそれは真実だろうか? 牧原大臣の根拠のない発言に対して、Xでは批判の声が上がっている。
《この人が法務大臣…絶望するなあ……》
《これは確かにまずいんじゃないかな。こういう陰謀論的な話をする時はソース持ってきてトーンも調整するくらいの理性がない人が、よりにもよって法務大臣って》
《マッキーってこんな人だったんだ…》
《正気か?これで法務大臣ってヤバすぎない?》
《こんなのが法務大臣ってさすがにひどすぎる》