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10月15日、NHKが「STARTO ENTERTAINMENT」所属タレントの番組への新規起用を再開することが報じられた。

 

創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)の性加害が社会問題となった旧ジャニーズ事務所の、マネジメント業務などを引き継いだ同社。昨年9月、NHKの稲葉延雄会長は所属タレントの新規契約をしないと明言していたが、「スポニチアネックス」によると同局の幹部は「局として方針を見直す時期が来たと判断したようだ」といい、早ければ今月中にも起用再開の旨が発表されるという。

 

年末に差し掛かるなかでの起用再開となると、期待されるのが『NHK紅白歌合戦』への出場だ。大晦日に開催される紅白には、毎年同社に所属する複数のグループが出演してきたが、昨年は44年ぶりに出場グループがゼロ。起用が再開されることで、ファンもさぞ大喜びーー。かと思いきや、そうではないようで、むしろ複雑な心境のファンが多いようだ。その要因は、昨年の大晦日に行われた年越し生配信だという。

 

「毎年、STARTOのグループは紅白出場やカウントダウンコンサートで、ファンを喜ばせてきました。しかし、昨年はどちらもなし。そこで、所属グループごとにYouTubeなどを使って年越し生配信を実施したり、独自にライブ公演を行いました。

 

年越しという特別な時間を共有できたことで、ファンは大満足。それは数字にも出ており、例えばSnow Manの生配信は開始直後から100万人を超える視聴者が集まった上に、前半のライブパートは133万人以上が視聴していました。YouTubeライブ最大同時接続数の日本記録は手越祐也さん(36)の132万人でしたが、その記録を塗り替えて日本一となったのです。

 

いっぽう紅白歌合戦は皮肉なことに、第一部の平均世帯視聴率が30%を割り込み、ワースト記録を更新していました」(芸能関係者)

 

生配信を通して、推しのアイドルたちと年越しを楽しんだファンたち。そのなかには「紅白にわざわざ出る必要はない」という声も多いという。

 

「ファンのなかにはジャニー氏の性加害の余波で、NHKの番組に出演することができなくなるなど、タレントたちの活動に影響が出たことにモヤモヤしていた人たちも多々います。特に紅白については、『出てもファンにあまりメリットがない』と感じていて、『紅白に出場するくらいなら生配信や、カウントダウンコンサートをしてもらったほうが嬉しい』というファンも多いようです」(前出・芸能関係者)

 

複雑な思いを抱えたファンたち。Xでは、紅白復帰に対する“本音”をこう綴っている。

 

《紅白なんて1曲くらいでずっと映る訳じゃないんだから配信で何曲も歌ってくれてずっと好きなグループ見る方が何倍も楽しいよ》
《このタイミングなのって紅白出てもらうため?カウコンのが全然嬉しいし、もういいんだけど》
《ていうかファン的には年越しは長時間配信とかで一緒にカウントダウンする方がコンテンツとしても歓迎したいんだけど。紅白なんて結局見たいところしか見ないしな…》
《いや、正直SnowManに関しては去年の年越しYouTubeライブが最高すぎたので紅白とかマジで求めてないんですよね 事務所全体でYouTube配信してくれた方が全然嬉しいが?》
《紅白出なくて良いよ…グループごと生配信でも、カウコン開催でもなんでもいいから、こっちでみんなで年越ししようよ……》

 

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出典元:

WEB女性自身

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