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「マスクをしていましたが、目力や雰囲気が全然違うからすぐわかりました。今日見に来たお客さんの間では『蒼井優ちゃんが来てるって!』と噂になっていました。ご主人の南海キャンディーズ・山里亮太さん(47)もご一緒でした。これまでも数回にわたって二人仲良く劇場に来ていらっしゃる姿を拝見しています」

 

そう話すのは、東京宝塚劇場に観劇にやってきた目撃者だ。

 

11月上旬の昼下がり、入場待ちの人だかりができた宝塚劇場。開場を心待ちにする観客たちのなかに、ベージュのタートルネックにさわやかな水色のワンピースという出で立ちで行列に並ぶ蒼井優(39)の姿があった。

 

蒼井がいま宝塚劇場に足繫く通うのには理由があった。彼女が推してやまない星組トップ娘役・舞空瞳が、現在公演中の『記憶にございません!/Tiara Azul -Destino-』(12月1日まで)を最後に年内で退団することが決まっているからだ。

 

蒼井といえば、芸能界屈指の宝塚歌劇団好きとして知られた存在である。

 

「実は蒼井さんのお母さんが、大の宝塚ファンなんです。お母さんは蒼井さんがまだ1歳の頃から劇場に一緒に連れて行っていたそうで、“大きくなったらこの子をタカラジェンヌにしたい!”という夢を抱いていたそうなのです。

 

2歳の頃から蒼井さんをクラシックバレエに通させたのも、宝塚好きだったお母さんの意向が強かったそう。最終的に蒼井さんが宝塚に入ることはありませんでしたが、見事なクラシックバレエを披露した出世作『花とアリス』(’04年)や、素晴らしいフラダンスで観客を魅了した『フラガール』(‘06年)などにお母さんの英才教育が顕著に表れていると言えるでしょう。

 

最近では、歌劇団を舞台にしたNHK連続テレビ小説『ブギウギ』(‘23年)で、約20年ぶりに圧巻のバレエダンスを披露したことが話題になりました。蒼井さんにとって、親子二代にわたる宝塚愛は彼女の女優人生の原点なのです」(芸能関係者)

 

夫の山里も、蒼井の影響を受けていまやすっかり“ヅカオタ”だそうだ。山里が宝塚にハマったのは、‘21年に蒼井と一緒に元星組男役の愛月ひかるの演技を見たのがきっかけだったという。

 

しかし、山里がファンになって数カ月で愛月は宝塚の卒業を発表。悲しみに暮れる山里に、“推し活”の先輩である蒼井が直伝した“ヅカオタ哲学”があったそうだ。山里は自身のラジオでこう明かしていた。

 

《奥さん(蒼井優)はね、元々アイドルオタとしては相当な方でございますから。名言として「推しは推せるときに推せ」と。そして「推しに出会うタイミングにちょうどいいはない」と。「推しに会えるのはいつだって遅い、だって終わりがくるもんだから」と。「なるほどなぁ」って思って。で、結果会議して、最終的に「推せるときに推せ」と。まだありがたいことに、年内は推せるだろうと》(『山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ)2021年8月4日放送)

 

推しの退団を前に、まさにこの哲学を実践している蒼井・山里夫妻。二人の宝塚愛はとどまるところを知らない――。

 

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出典元:

WEB女性自身

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