「2025年の金運は、“ちりも積もれば山となる”で、お金も小さく動く年です。そのため少額積立、ポイ活などに適しています。財布にも1万円札より、千円札10枚と、小額紙幣で分けて入れることでお金が入ってきやすくなります。ひたむきさ、コツコツ、どう動き努力したかにより、願いが実現しやすい年になりますよ」
そう教えてくれたのは、『手放すと開運!風水』の著者で、開運ライフアドバイザーの愛新覚羅ゆうはんさん。
「2025年は干支が、乙巳(きのとみ)です。乙は五行(自然界に存在する木・火・土・金・水)の木の陰で、巳は火の陰と、木と火の陰です。初夏の小さな草花が、大木の木陰で、一生懸命に咲いて、そこに蛇が共存するイメージです。
九星気学では二黒土星の年で、母なる大地に種を蒔き育み、その成長を表します。ささやかな幸せの積み重ね、誰かのために紡いだものが、自分に還ってくる年です」
ゆうはんさんによれば、2025年の金運を左右するのが「財布選び」だという。
「巳年だからといって蛇の柄を持つことはありません。巳の蛇は、財運や芸事をつかさどる弁財天のお使いで、金運上昇の象徴です。
そこで、まず形は、蛇がお金を“くわえ入れる”ように、大きく開く“がま口”財布が、最強の金運を招きます。さらにその留め金が金色のものが金運を強くします。2025年の二黒土星は『四角』を意味するので、四角い財布がおすすめです」
材質は、牛革やラム革でツヤツヤと照りがある上質なものや、やわらかさのある合皮がおすすめ。
「二黒土星は『古典』も意味するので、布財布を選ぶなら、西陣織の着物柄など高級感あるものがさらなる金運アップにつながります。
色は『大地』を意味する二黒土星のブラウン、レッドブラウン、赤がいいです。古来、中国では、赤はお金を育てる色。お年玉も紅包という赤い袋に入れて、成長や繁栄を願い渡します。二黒土星のイメージとミックスした、真っ赤より深みがある赤や、ボルドーなどが金運を招きます」