「突然ですが日本に来ております 今年はクリスマスもお正月も日本で過ごします」
12日、日本に帰国していることを自身のインスタグラムで報告したのは、現在アメリカのカリフォルニア州サンディエゴに在住している武田久美子(56)。
武田は小学生のころからテレビCMなどで活躍。’82年に公開された近藤真彦主演の映画『ハイティーン・ブギ』にヒロイン役として出演したことが注目を集め、その後は多くの映画やドラマで活躍。歌手デビューも果たしたほか、’89年に出された写真集『My Dear Stephanie』でホタテガイの貝殻を水着に見立てた“貝殻ビキニ”姿を公開し、大きな話題を呼んだ。
「プライベートでは、ハワイで声をかけられたことがきっかけで交際を始めたアメリカ人男性と’00年に結婚。カリフォルニア州サンディエゴに移住し、’02年には長女のソフィアさんを出産しています。
順調に思われた結婚生活でしたが、’16年に離婚。その理由としては、性格の不一致と話しているほか、夫の仕事に伴う度重なる引っ越しでストレスを貯めていたと明かしています」(スポーツ紙記者)
武田顔負けの美貌で知られる娘のソフィアさんは現在21歳を迎えており、武田のインスタグラムやブログに写真が多く掲載されている。学業でも2度の飛び級を経て19歳にしてアメリカの名門医大を卒業しており、現在はメディカルスクールに通って皮膚科医を目指しているという才女ぶりだ。
しかし今年、彼女のインスタグラムには“ある悲痛な報告”が綴られていた。
「実はソフィアさんが自身のインスタグラムで、父の死を報告していたのです」(芸能プロ関係者)
実際にソフィアさんのインスタグラムを確認すると、今年の9月8日に父の死を報告していることが確認できた。
写真は10枚以上掲載されており、幼いころから現在に至るまでのソフィアさんが父に抱っこされている複数の写真や大きくなってから2人で乗馬を楽しむ姿など、家族の絆がうかがえるツーショットなどが載せられている。
ソフィアさんはインスタグラムでこう綴っている。
《幼稚園の頃から、いつも親をファーストネームで呼んでいた。つい1か月前でも、彼は私に対して「お父さん」と呼ぶようにと冗談めかして言っていた。いま、私がその言葉を聞けるのであればなんだってするのに。
お父さん、どうか安らかに眠ってください。人生は短い。(皆さんも)大好きな人を大切にして、愛していると伝えてあげてください》
前出の芸能プロ関係者が明かす。
「その他にも、10月には父が熱心に取り組んでいたワイン造りを受け継ぐために、ソフィアさん自身がブドウの収穫を行い、友人や家族たちと600本以上のワインを作ったことを明かしています」
武田がアメリカ人元夫と離婚した後、’22年に『文春オンライン』のインタビューに応じた際も、
《友人とも違いますが、娘の父親としては永遠に変わらないですし、健康で頑張って欲しいなっていうのは思いますね》
と、元夫の健康や未来を気遣う言葉を残していた。
現在、ソフィアさんとともに日本に帰国している武田。年末は、亡き元夫の思い出とともに母娘で過ごすことだろう――。