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ドジャース・大谷翔平選手(30)の元通訳で、銀行詐欺罪などに問われている水原一平被告(40)。裁判は終結間近だと見られていたが、また一歩遠のいてしまったようだ。1月8日、今月24日(現地時間)に予定されていた量刑言い渡しの期日が、2月6日(現地時間)に延期されたと一斉にメディアで報じられたのだ。

 

報道によれば、水原被告の弁護人が、ギャンブル依存症に関する精神科医の鑑定書作成に遅れが生じたため、裁判所に延期を申し立てたという。

 

昨シーズン開幕直後、世界中に衝撃を与えた水原被告のスキャンダル。水原被告は違法賭博による借金返済のため銀行を騙し、大谷選手の口座から約1千700万ドル(約26億7千万円)を不正送金していたことが発覚。加えて虚偽の納税申告をしていたことも明らかになり、アメリカ連邦検察に起訴されている。

 

「水原被告の量刑言い渡しが延期されるのは、これで3度目です。水原被告は昨年6月に行われた罪状認否で訴追内容を認めており、当初は昨年10月に量刑が言い渡される予定でした。しかし水原被告の体調不良などにより、同年12月、今年1月と延期されてきたのです。銀行詐欺罪で有罪となれば最長30年の禁錮刑、虚偽納税申告罪の場合は最長3年の禁錮刑に。ただ検察との間で司法取引に合意していることから、減刑されるものと見られています」(在米ジャーナリスト)

 

再三にわたる量刑言い渡しの延期に、大谷選手も複雑な思いを抱いていることだろう。昨年12月29日放送の『NHKスペシャル メジャーリーガー大谷翔平2024試練と決断そして頂点へ』(NHK総合)では、自らを裏切った水原被告についてこう語っていた。

 

「僕の中ではまだ終わっていないというか。まだ続いていることではあるので。今その時がどうだったか、みたいなことではなくて。それがずっと続いているという感じなんですけど」

 

スポーツ紙記者が言う。

 

「問題が発覚した当時、球団は水原氏を即刻解雇しましたが、移籍直後の大谷選手は相当ショックだったといいます。公私にわたって行動を供にしてきたパートナーに裏切られ、生活も一変してしまいました。持ち前の強靭なメンタルでシーズンを乗り越え、数々の記録も達成させてきましたが、試合に支障が出てもおかしくない状況でした。本来であれば昨シーズン中に量刑が言い渡されるはずでしたが、年をまたぐこととなってしまいました」

 

水原被告側の都合で3度も量刑言い渡しが延期されたことに、ネットやXでは苦言を呈する声が上がっている。

 

《早く償って欲しい》
《さすがにこれが最後の延期だよね…》
《大谷さんがオフ中に済ませろ》
《なんでこんなに延期したいって要求してるんだろう オオタニサーンも「自分の中では終わっていない」と 話してるし、早く決着して次に進みたいだろうに》

 

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出典元:

WEB女性自身

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