画像を見る

女性トラブルが尾を引いている国民的スター・中居正広(52)。昨年12月に初報を打った「女性セブン」の記事によると、中居が’23年6月に参加した会食後に女性との間でトラブルが起こり、約9000万円の“解決金”を支払ったという。その後、「週刊文春」は、発端となった会食にフジテレビの幹部社員が関与していたという疑惑を報じているが、12月27日に同局は公式サイトで関与を否定。

 

しばらく沈黙を貫いていた中居だが、1月9日に公式サイト上に声明を発表。《トラブルがあったことは事実です》と認めたうえで、《なお、⽰談が成⽴したことにより、今後の芸能活動についても⽀障なく続けられることになりました》とコメント。また、トラブルについて《当事者以外の者の関与といった事実はございません》と第三者の関与を、フジに続いて明確に否定している。

 

とはいえ、テレビ各局では中居のレギュラー番組がすべて差し替え、当面の放送休止の措置が取られるなど、現状では事実上の活動休止状態となっている。

 

また、依然としてトラブルの全容は明らかになっていないが、中居のコメントまでほとんど報じてこなかった在京キー局も徐々に報じるように。

 

9日朝放送の情報番組『THE TIME,』(TBS系)がキー局では初めて騒動を取り上げ、同日夜に中居が声明を発表すると、『newe23』(TBS系)をはじめ、『news zero』(日本テレビ系)、『報道ステーション』(テレビ朝日系)、『FNN Live News α』(フジテレビ系)といった夜の報道番組でも騒動を扱い始めた。

 

ただ、渦中のフジテレビは報道にあたって難しい判断を強いられている。

 

「『newe23』では小川彩佳キャスターが『中居さんご本人が自らの口から、説明する機会があってもよいのではないかと感じます』と切り込んだり、『news zero』では16分間にわたって騒動を報じ、解説委員長が自ら今後の報道方針を語るなど、ほとんどの番組が独自色を見せていました。

 

しかし、フジの『FNN Live News α』では、既出の情報が読み上げられるばかりで、尺は2分にも満たず…。否定はしているものの、疑惑が報じられている立場とあって、“説明不足”と指摘する人も少なくありませんでした」(テレビ局関係者)

 

また、12日放送の同局系『ワイドナショー』で、中居の騒動を取り上げ、お笑いタレント・田村淳(51)やフリーアナウンサーの神田愛花(44)らがそれぞれの見解から言及。ただ、同局の椿原慶子アナ(39)は「今回の件についてフジテレビは昨年来、事実確認を含め対応を継続しています。また出演者などとの関係性のあり方については改めて誠実に対応してまいります」と、従来の局の見解を繰り返すなど、局としての姿勢は変わらず。

 

さらに、8日発売の「週刊文春」でトラブルの当事者女性が被害を相談した相手と報じられたフジテレビの佐々木恭子アナ(52)と、中居の代理人弁護士である犬塚浩氏は、レギュラーを務めているが、同番組を欠席しており、そのことについて説明はなかった。

 

12日夜の情報番組『Mr.サンデー』でも、1時間弱の放送のなかで騒動を一切取り上げておらず、渦中だけに扱い方に苦慮している様子が垣間見えるフジテレビ。その背景には同局が置かれた立場が影響しているという。

 

「フジテレビとしては、社員の関与を完全否定し、中居さんサイドも関与はなかったと言っている以上、今後このスタンスを崩すことはないでしょう。

 

ただ、27日に否定したあとに、文春からさらなる関与の疑惑について8日に報じられていますし、今後“第三の矢”が飛んでくる可能性もある。そうしたリスクがあるなか、自社の番組で騒動を取り上げる際、自社のスタンスが問われることになりますし、うかつな発言があると“ブーメラン”となってしまうことも。

 

とはいえ、他局でも騒動が報じられ、日ごとに問題が大きくなりつつあるなか、フジだけが取り上げないと、逆に“逃げている”という風に見られかねません。なかなか難しい立場に置かれているとは思います」(週刊誌記者)

 

次ページ >【写真あり】ゲッソリ痩せた様子の中居の帰国姿

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: