1月15日、タレントのリア・ディゾン(38)の元夫として知られるスタイリストのBUNこと三好文弘容疑者(45)が出資法違反容疑で逮捕された。
警察によると、三好容疑者は22年4月から23年3月にかけ、名古屋市に住む会社役員ら3人に対し、架空のタレントグッズ販売への投資話を持ちかけ、26回にわたり約2億8000万円を不正に受け取った疑いが持たれている。
調べに対し三好容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているという。三好容疑者は同様の手口で20年5月ごろから、少なくとも16人から総額約17億円を集めており、23年10月に「契約書が偽造だと分かった」との相談を受けた県警が捜査を進めていた。
三好容疑者はBUN名義でリアをはじめ、神田うの(49)などの有名タレントのスタイリングを務めていた経歴があり、被害者らは「芸能関係者との人脈もあったことから信じてしまった」などと捜査員に明かしているという。三好容疑者とはいったいどんな人物なのだろうか。
「BUNさんはいわゆる“危険な香り”が漂う男性で、同業者含む女性からモテモテなんです。腕には入れ墨もびっしり入っており、見た目は少し近寄りがたい雰囲気なのですが、急にお願いした仕事でも期限内に間に合わせてくれるし、話すと親しみやすさがあって見た目とはいい意味でギャップがある印象でした」(三好容疑者を知る美容関係者)
そんな“モテモテ”の三好容疑者は08年、プロモーションビデオの衣装を担当したことをきっかけに、リアと結婚。当時、“グラビア界の黒船”として人気絶頂だったリアの電撃結婚と妊娠発表は世間を騒がせた。しかし、10年12月末に離婚が成立。翌11年、リアが当時2歳になる長女を連れてアメリカへ極秘帰国していたことを本誌は報じている。
その後、三好容疑者は16年9月に衣服の製造や販売を行う株式会社インタープルヌールトレーディングの代表取締役に就任したものの、近年は経営状況が順調ではなかったようだ。
「資金繰りに困っているという噂はよく耳にしていたので、今回の逮捕報道を聞いても特に驚きはなく、『やっぱりね』と仲間内で話題になりました」(前出・三好容疑者を知る美容関係者)
実際、三好容疑者はリアとの間にも“金銭トラブル”を起こしていた。リアが13年6月、約3年半ぶりに日本での活動再開を発表した際、本誌記者が三好容疑者の住んでいる自宅マンションへ向かうと、彼は次のように答えている。
「このマンションはもともと彼女と2人で購入したものでした。当時、『お金は半分ずつ払おう』という話になり、彼女も頭金として数千万円出していたんです。離婚が決まり、マンションには僕が残ることになったので、彼女が出したお金を返済することになりました。
そのときに1千万円。離婚した後は、毎月分割して返済していました。残りは、1千数百万円くらいだと思います。ところが、今年になって取引先の会社が倒産するなど、色々と問題が発生してしまいまして。それで返済が滞っていたんです」
また、リアが活動再開を決意した理由についても、「いまの彼女は、僕の送金以外には収入がなかったはずなので、それが滞ることは大変だったのでしょう。それで、生活のためにも日本に来たのかなと思いました」と悪びれもせず、他人事のように語っていた。
再来日後、19年には日本での音楽活動を再開し、ライブやイベントなどを精力的におこなっていたリア。今月13日にもインスタグラムにて、胸元の大きく開いた大胆なファッションで以前と変わらぬ美貌を披露していたが、元夫の逮捕報道を受け、果たしてその胸中は――。