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「この3月に老人ホームで玉緒さんが突然体調を崩され、病院へ緊急搬送されたそうなのです。

 

一時は深刻な状態だったとも聞いています」

 

こう話すのは、女優でタレントの中村玉緒(85)の知人だ。

 

現在、都内の老人ホームに生活している玉緒だが、施設での日々も3年目を迎えた。

 

’23年2月、あるイベントへのゲスト出演で訪れた名古屋のホテルで体調を崩し、緊急搬送されていた玉緒。その後、彼女はイベントを協賛していた会社の系列施設に入居したのだ。

 

同年8月に本誌が所属事務所の関係者を取材すると「玉緒さんは確かに老人ホームに入っています」と認め、玉緒の状態について「名古屋で体調を崩す前から、出かけるときにタクシーを呼ぶ際、車道にかなり出てしまったりと、“一人にさせておけない状況”があった」と答えていた。

 

洒落たラウンジも備えている玉緒のホームは、都内北部の閑静な場所にある。

 

「ホーム入居当初は本人も戸惑いがあったようで、食も細くなり体も小さくなっていましたが、その後は少しずつ環境に慣れ、体調も回復傾向にあったといいます。

 

’23年の12月には自らが企画したクリスマスイベントで、他の入居者を前に往年のバラエティ番組での様子を彷彿とさせる明るいトークを披露していたそうです」(前出・玉緒の知人)

 

しかし一方で、近年、玉緒の家族には深刻な亀裂が生じていた。

 

「’19年に長男の鴈龍さん(享年55)が亡くなったことをきっかけに、玉緒さんと長女との関係が悪化したといいます。

 

かつては玉緒さんのマネージャーを務め、同じマンションで生活していた長女ですが、’21年の秋ごろから別居するように。それ以降は、玉緒さん自らお一人で事務所を切り盛りしていたといいます」(前出・玉緒の知人)

 

老人ホームに入居してからも、長女が見舞いに訪れることはほとんどなかったという。

 

冒頭のホーム内での体調不良は、そんな状況で起きた災難だった。前出の玉緒の知人が続ける。

 

「その後、なんとか回復はされたようで、現在ではホームに戻っているといいます。長女はホームから体調不良で入院したという連絡は受けていたそうなのですが、病院にもホームにも、いまだにお見舞いに現れていないそうです」

 

甥で俳優の若山騎一郎(60)に取材すると、

 

「お見舞いに行きたいのですが、行くことが叶わないので詳しいことはわかりません」

 

4月下旬、本誌は玉緒の状況を確かめるべく、長女に声をかけた。

 

――玉緒さんが体調をくずされて一時は深刻な状態だったと聞きました。

 

「……ふつうですよ」

 

――いまでも食事がとれない状態だそうですが。

 

「……」

 

――お見舞いには行かれているのでしょうか。

 

「……はい」

 

――では玉緒さんは現在、どのようなご体調なのでしょうか。

 

「……ホントにふつうですから」

 

終始うつむき気味で“ふつう”をくり返す長女だが、母の病状を詳しく聞いていないのか……。

 

母娘の確執が氷解する日はいつになるのだろうか――。

 

画像ページ >【写真あり】4月下旬、終始うつむき気味で取材に答える確執長女Aさん(他9枚)

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