8月22日からグランドハイアット東京で、ファンイベント『EVENING / BREAKFAST with YOSHIKI 2025 in TOKYO JAPAN』KURENAIが開催中のX JAPAN・YOSHIKI（年齢非公表）。
同イベントの開催は31日までで、昼公演・夜公演を合わせて全10公演。通常価格のチケットのほかに、1席30万円の「VIPプレミアムパッケージ」、1席100万円の「VVIPダイアモンドパッケージ」（31日夜公演のみ）も用意されたが、いずれもソールドアウトとなっている。
「ホテルでの食事を楽しみながら、近い距離でYOSHIKIさんの音楽パフォーマンスやエンタメショーなどを楽しむことができるイベントです。YOSHIKIさんが客席の間を移動する“練り歩き”もあり、YOSHIKIさんと“タッチ”できるなどファンにとっては垂涎の内容となっています。VIPチケットではステージ最前列の確保や、YOSHIKIさんとの記念撮影も。100万円の『VVIPダイアモンドパッケージ』では、YOSHIKIさんが別室でピアノの生演奏を1曲披露してくれるそうです」（音楽関係者）
ファンに喜んでもらおうとするYOSHIKIの心配りが詰まった豪華イベントだが、23日の公演ではYOSHIKIの身が案じられるようなトラブルが勃発。翌24日にYOSHIKIのスタッフのX公式アカウントで、《重要なお知らせ》として次のようにアナウンスされた。
《昨夜の夜公演中、一部のお客様による右手への強い接触行為（つかむ・引っぱる）により、負傷いたしました。現在は治療を受けながら、医師の判断のもと公演は予定通り継続しております》
また、YOSHIKIといえば、昨年10月に3度目となる首の手術をしたばかり。そのことも踏まえた上で、《YOSHIKI本人へ接触される機会がある際は優しくお願いいたします》と呼びかけていた。
イベント開催中の思いもよらぬ報告に、ファンからは《よっちゃん こんな事があるなんて悲しい》《今後、このようなことがおきないように、無事に乗り切れるように祈っています》と嘆く声が。だがそのいっぽうで、《また同じ様なことが繰り返されて…》《今年もまた起こってしまいましたね》と過去にも同様のトラブルがあったことを指摘する声も散見された。
そんなトラブルを受けて、24日にファンがXに投稿した“ある衝撃映像”が注目を集めている。
昨年のディナーショーでの様子を撮影した映像で、YOSHIKIが客席に降りて“練り歩き”をする一幕を収めたもの。屈強なボディガードを率いながらファンサービスを行なっていたYOSHIKIだが、観客と思しきひとりの人物がYOSHIKIの至近距離まで駆け寄ってきていたのだ。その人物は即座にスタッフから取り押さえられ、事なきを得ることに。YOSHIKIも笑顔を崩さず、落ち着いた様子でファンサービスを再開していた。
昨年の出来事とはいえ、一歩間違えたら深刻なトラブルにもなりかねない物々しい映像に、ファンからは《これは駄目だわ》《本当に恐ろしいですね こんな方がいるなんてショックです》《過去の映像らしいですが、SPが屈強でなくてはいけない理由がよくわかる…》といった声が。
28日にはYOSHIKIのスタッフアカウントでも同じ動画を添えて、注意を促すメッセージがこう発信された。
《昨年のディナーショーで練り歩き中に、お客様が突如駆け寄ったため、安全上のリスクが生じ、また本年の公演ではカーテンコール中にYOSHIKIの手首が強く引っぱられ負傷する事故も発生しました。公演を最後まで安全に行うためにも、マナーを守ってご参加ください》
さらにYOSHIKIも29日に、映像を公開したファンの投稿を引用する形で反応。だが、ファンを安心させようとしたのか、《毎日色々なことがあるけど、皆さん応援と愛情に感謝しています。でもこのショーはラグビーじゃなくて（笑）、音楽で一つになりましょう！》とポジティブに呼びかけている。
ファンとの触れ合いを大切にし続けてきたYOSHIKIだが、大きな事故が起きないことを願うばかりだ。
