問題となった広告ビジュアル(写真:金井球Xアカウントより) 画像を見る

人気イラストレーターで漫画家の江口寿史氏(69)が、SNSに投稿されていた女性の写真を“無断でトレース”したイラストが広告に使用されていた問題が波紋を広げている。

 

騒動の発端は、ルミネ荻窪で開催予定のイベント「中央線文化祭2025」の告知用に、江口寿史氏が作成した、ボブヘアの女性の横顔を描いたイラストだった。江口寿史氏は3日、自身のXで《インスタグラムに流れてきた横顔を元に描いたもの》などと説明し、モデルにした女性からは“事前に承諾を得ていなかった”と明かした(現在、同投稿は削除)。

 

すると、そのポストを引用する形で、モデルとなった金井球氏(24)がXで反応。

 

《(わたしの横顔が、知らないうちに大きく荻窪に……!?)と、お問合せをしたところ、直接ご連絡をいただき、このようなかたちとなりました。金井球と申しまして、嫌いな食べ物と愛用しているお風呂用洗剤があります。わたしはわたしだけのものであり、人間としてさまざまな権利を有しております。 》

 

と投稿した。この一連のやりとりに、SNS上では“著作権侵害ではないか”といった江口寿史氏への批判が殺到。さらには過去の作品にも疑惑の目が向けられることに。構図やポージングが酷似した写真が次々と投稿されて、トレース疑惑騒動は収まる気配を見せない。

 

そんななか、“とばっちり”の被害を受けている人物が……。

 

「アニメーターでキャラクターデザイナーの江口寿“志”氏(59)です。読み方は“えぐちひさし”で漢字は一文字違いなんです。江口寿志氏はアニメ『ドラゴンボール』シリーズや『まじかる☆タルるートくん』などの作品で活躍。’24年にアニメ業界からは引退していますが、ファンの間では“名前が似すぎ”と古くから指摘されていました。

 

じつは江口寿史氏と江口寿志氏はSNSで交流があり、定期的に“別人”であることを主張していましたが、今回の騒動で名前を聞いて混乱したユーザーも多くいたでしょう。“無罪”の江口寿志氏を、江口寿史氏と混同して叩く投稿もXではいくつか見られました」(アニメ業界関係者)

 

SNS上にも江口寿志氏を心配する声が多くあがった。

 

《江口寿史が叩かれるのは当然だから何も問題ないんだが、アニメーターの江口寿志さんが巻き添えで攻撃に晒されないかだけ心配だ。》
《江口寿史氏が大炎上しているが、江口寿史氏と江口寿志氏を混同していた私には何も語る資格は無い。》
《江口寿史の件で江口寿志とか江川達也とか、全くの別人にヘイトが飛び火してるのが気の毒すぎる》
《江口寿史(漫画家)と江口寿志(アニメーター)氏を間違えんなよ一目見ただけで脊椎反射で風評被害を広めんな》
(すべて原文ママ)

 

ちなみに“間違えられた”江口寿志氏は9日、あるユーザーの《間違えやすいので気を付けよう。江口寿史(漫画家):江口寿志(アニメーター)》という投稿を引用する形で、《今後、過ちを犯さない限り、先生にはご迷惑はかけないでしょう・・。》と“意味深“な反応をしていた。

 

画像ページ >【写真あり】トレース騒動が炎上中の江口寿史氏(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー: