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急に寒くなってきたこの時期から話題になり始めるのが、毎年大晦日に放送される『NHK紅白歌合戦』。日本でラジオ放送が開始されてから100年の節目となる今年は、「つなぐ、つながる、大みそか。」をテーマに放送される。

 

司会は3年連続出演となる有吉弘行(51)に、NHKの鈴木奈穂子アナウンサー(43)。さらに『あんぱん』でヒロインを務めた今田美桜(28)と、『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』で語りを担当している綾瀬はるか(40)も花を添える。

 

一方で気になるのは、出演歌手の顔ぶれだろう。一部の出演者は長く固定化され、目新しさを求める声も少なくない。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、20~60代の男女500人を対象に「紅白にもう出なくていいと思う常連歌手」についてアンケート調査を実施。紅白に5回以上出演していて、かつ過去10年以内に出場経験がある歌手を対象とした。本稿では「紅組編」の結果を紹介する。

 

第3位はグローバルな活躍を見せるTWICE。

 

韓国のオーディション番組を勝ち抜いたメンバーで結成された、9人組ガールズグループ・TWICE。今月21日に発表された米ビルボードのメインアルバムチャートで、デビュー10周年記念のスペシャルアルバム『TEN: The Story Goes On』が初登場11位を記録するなど、グローバルに活動しながら躍進を続けている。

 

昨年の紅白は紅組20組のうち4組、つまり5分の1がK-POPグループというラインナップで、TWICEも5度目の出演を果たした。しかし、50代や60代の視聴者にはあまり馴染みがないようで、《曲を知らない》といった声が多数あがっていた。

 

《全く曲を聞いたことがない》
《K-POPの曲が苦手》
《他の歌手のバックダンサーをやったときのパフォーマンスにやる気がなかった》
《最近のヒット曲が思い浮かばないから》

 

第2位は大御所の天童よしみ(71)。

 

デビュー53周年を迎えた天童。紅白出場回数は、もし今年出演決定すると30回目になる。2023年には映画『湯道』で銀幕デビューを果たすなど、ベテランになってもさまざまな挑戦を続けている。

 

今年1月には新曲『昭和ごころ』を発売し、有線演歌・歌謡リクエスト1位を獲得。しかし、世間には広く知れ渡っていないようで、アンケートでは《ヒット曲がない》という辛辣なコメントも。いっぽうで、天童の体調を労わる声も寄せられた。確かなファンがいる反面、世代交代の気配も流れ始めているのかもしれない。

 

《演歌歌手全般、あまりにも何がヒットしているのかわからないから》
《その年にヒットした曲を出していると思えないから》
《もう年齢が高くなったので無理をしてほしくないと思った。本人が無理しない程度に歌ってほしい》
《高齢ですし、紅白は生放送で負担も大きそうなので無理して出なくても》

 

そして残念ながら第1位に選ばれてしまったのは、精力的な活動を続ける工藤静香(55)。

 

『MUGO・ん…色っぽい』、『慟哭』など、1980年代から90年代にかけてヒット曲を連発した工藤。2022年に24年ぶり9度目の紅白出場を果たした。じつはソロデビューから38年が経った今年、中島みゆき(73)書き下ろしのシングル『海燕』を発表している。さらに、7月には中島の楽曲をカバーしたアルバム『Love Paradox』もリリースした。

 

絶えず活動を続けている工藤だが、アンケートでは《過去の人》という厳しい言葉が……。過去の活躍が凄まじかっただけに、それと比べると最近の活動はやや大人しい印象を持たれてしまっているのかもしれない。もし今年再び紅白に出演するならば、見たことがない“新しい工藤静香”を感じられる演出が必要になりそうだ。

 

《特に現在ヒット曲もないし、別に見なくてもいいと思うから》
《過去の人という感じがするから》
《過去の歌しかないので、もう十分》
《最近の活動実績が少ない》

画像ページ >紅白「もう出なくていい常連歌手」ランキング!【紅組編】(他7枚)

出典元:

WEB女性自身

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