事故があった赤坂の「SAUNATIGER」(写真:本誌写真部) 画像を見る

12月15日、東京・赤坂の個室サウナ店で火災が発生し、利用客の30代の男女二人が死亡する事故が起こった。

 

事故が起こったのは、東京メトロ赤坂駅から約300メートル離れた場所にあるサウナ店「SAUNATIGER」。報道によると、同日昼頃、店が入るビルの3階部分でベルが鳴っているとの110番通報があり、サウナの個室入り口付近で男女二人がうつ伏せで倒れてるのが発見され、病院に搬送されたが、その後死亡が確認された。

 

現在のところ、男女の死因は不明。ただ、二人にはやけどの跡が見られたものの、命に関わるほどではなかったほか、個室のドアノブが内、外側共に外れ、床に落ちている状態だったことも報じられている。

 

赤坂駅から徒歩5分ほど歩いた住宅地の路地を入った場所にひっそりとたたずむ同店。外観はそれほど目立たないが、店の高級ぶりは、首都圏のサウナ愛好家の間でもよく知られていた。

 

「SAUNATIGERは全室個室サウナ。価格帯は高額で、利用客数や部屋の希望に応じて1万9000円~5万9000円(いずれも税抜き)の都度利用プランがあるほか、ランク別の月額6万円~39万円の定額プランがあり、都内の個室サウナの中でもトップクラスの高級店です。有名タレントやスポーツ選手、インフルエンサーも過去に数多く利用。店内で提供されるフード類も充実しており、事故が起こる前はGoogleマップの口コミでも5段階中4.6と利用客の満足度も高かったようです」(WEBメディア記者)

 

そんなセレブも数多く集うこの店の公式HPには、“人気芸能人”の名前があった。

 

「公式HPには、“ゼネラルマネージャー”として、数多くのバラエティ番組にも出演している60代の人気男性タレントの名前と写真が掲載されていました」(WEBメディア記者)

 

ところが、今回の事故が報じられると、店のHP上に掲載されていた男性タレントの情報に“異変”が起こったという。

 

「店のホームページには、男性タレントがプロデュースしている記述や、男性が店のアパレルを着用したモデル写真が掲載されていたのですが、今回の事故が報じられた後、この部分がすべて削除されました。HP上で理由は明らかにされていませんが、事故後もしばらくはホームページ上で確認できたこともあり、SNSでは“削除されているのは何で?”といった憶測が広がっています」(前出・WEBメディア記者)

 

しかし、最近はもう関わりはなく、実態は違ったようだ。「SAUNATIGER」の関係者は本誌にこう証言する。

 

「’22年8月のオープンから1年間ほどで、ジェネラルマネージャーとしての役目は終えており、最近は店の運営など含めてタッチしていなかったそうです。事故が起こったことを受けて、店側が憶測が広がらないよう自主的に写真を削除したのではないでしょうか」

 

痛ましい事故で一夜にしてその名が全国に知れ渡ったSAUNATIGER。運営会社の「SAUNA&Co株式会社」は15日夜、店の公式HP上で事故に関する声明を発表した。

 

《本日、2025年12月15日(月曜日)12時05分頃、当社が運営するサウナタイガー(所在:東京都港区赤坂)において火災が発生いたしました。本件に伴い救急搬送された来店中のお客さま2名につきまして、搬送先の医療機関においてお亡くなりになられたことが確認されました》

 

続けて、《お亡くなりになられたお客さまお二人のご冥福を謹んでお祈り申し上げますとともに、ご遺族の皆さまに対し、言葉では尽くせぬほどの深い悲しみとご心痛をおかけしておりますことを、心よりお悔やみ申し上げます。また、当社の店舗においてこのような事態が発生し、尊い命が失われる結果となりましたことを、重く受け止め、深くお詫び申し上げます》とコメントし、今後は関係機関の調査に協力すると説明している。

画像ページ >【写真あり】Googleマップに掲載された店内と思われる写真に写ったドアノブ(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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