1月12日投開票の前橋市長選で、再選を果たした小川晶市長(43)。市政を揺るがした“ラブホテル密会”騒動を受けた出直し選だったことから、当初は苦戦が予想されたものの、結果的に開票率0%で当確が出る”ゼロ打ち”で有力候補を破った。
昨年9月に『NEWSポストセブン』で、既婚の市役所男性職員と複数回ラブホテルを利用していたことが報じられた小川氏。男性と10回以上ホテルに入ったことを認めながらも、一貫して男女の関係を否定し、ホテルを利用した理由については、公務やプライベートの相談、打ち合わせのためだと説明していた。
10月、男性の妻は代理人弁護士を通じてコメントを公表し、男女関係はないという小川氏の主張を《事実であると受け止めている》とし、謝罪も求めないとしつつも、《正直申し上げると小川市長に対して、今回の件に関し快く思わない面もある》と正直な心境を吐露していた。
続投の意思を示す小川氏だったが、議会で不信任決議案を採決する方針が固められると、11月27日に引責辞任。12月17日に無所属で出直し選に出馬することを表明していた。
「今回の市長選は、小川氏と自民党系2会派の支援を受けた無所属新人・丸山彬氏(40)の事実上の一騎打ちでした。小川氏は自身をめぐるスキャンダルを陳謝しながらも、給食費無償化など1年9カ月の在職期間中の実績をアピール。いっぽう、丸山氏側は、山本一太群馬県知事(67)がブログで小川氏を批判するなど”加勢”しましたが、結果的に小川氏が6万2893票を獲得し、丸山氏に1万票以上の差をつける圧勝でした」(政治部記者)
小川氏は13日、市役所で行われた当選証書授与式に出席。翌日から2期目をスタートさせ、15日に更新したインスタグラムでは《ご心配をおかけしてきたこと、その重さは変わりません。市民の暮らしを守る責任を果たすために、前橋の未来に向き合い、やり切ります》と決意を綴った。
このように返り咲いた小川氏とは対照的なのが、密会した相手男性職員の現在だ。男性は昨年12月9日、市から停職6カ月の懲戒処分を受け、同月末で依頼退職している。
小川氏は12月17日の会見で、男性が懲戒処分を受けたことについて「重い処分。心配している」とコメント。24日に出演した経済メディア『ReHacQ』のYouTube生配信では、「福祉課長や総務部長に、適切に処分してもらうように伝えていた」「停職6カ月は一番重たい処分。それはないだろうなと単純に思う」と同情を寄せていたが……。
「小川氏が処分に直接関わっていないとはいえ、原因を作ったのは小川氏自身の軽率な行動です。騒動に関しては、選挙で民意を得たとはいえ、再び市政に戻った小川氏と、すでに退職してしまった男性とでは、現在の立場にかなり差がある印象です。加えて、男性の妻が《快く思わない》と述べたように、騒動は男性の家庭にも大きな傷を残してしまった。もちろん男性も騒動の当事者ではあるものの、やはり現在の立場の差をめぐって”不公平”だという声がSNSでも相次いでいます」(前出・政治部記者)
実際、Xでは男性に同情的な声が多く上がっていた。
《既婚男性とラブホで打ち合わせした女市長→辞職後に再選 一緒にラブホ行った男職員→依頼退職 男性職員のダメージデカすぎて草ですよ》
《相手の方もどこかで雇ってもらえてることを祈る。これは公平になってないと思う》
《前橋市長…問題が発覚しても、当事者の市長にはセカンドチャンスが与えられ、部下は懲戒処分で退職。「仕事とプライベートは別」「これが民意」と言われても、不公平感が凄まじい》
画像ページ >【写真あり】前橋市長選に「残念な結果」と発言した群馬県知事(他5枚)
