日本維新の会の吉村洋文代表(写真:本誌写真部) 画像を見る

《(拡散希望)社会保険料を下げる改革、与党に入り、責任ある立場で進めていきます。2枚目の投票用紙、比例には、「維新」とお願いします。#比例は維新》

 

2月2日に、自身のXを更新し、こう綴ったのは日本維新の会の吉村洋文代表(50)。同投稿には、自身が主演を務めた社会保険料の引き下げる改革を訴えるショートドラマ動画も付けられていた。

 

衆議院選挙での日本維新の会への投票を呼び掛けていた吉村代表だが、現在戦っているのは、衆議院選挙だけではない。

 

高市早苗首相(64)が解散総選挙に打って出ることが確実視されていた1月15日に、吉村代表が会見を開き、3回目の都構想に挑戦することについて市民・府民の信を問うための出直しダブル選挙に挑むことを発表。吉村代表が大阪府知事を、横山英幸副代表(44)が大阪市長をそれぞれ任期途中で辞職し、出直しダブル選挙に出馬していた。

 

このため、大阪では2月8日に、大阪府知事選、大阪市長選、衆議院選が投開票されるトリプル選挙となる。

 

「出直しダブル選挙に対して、批判的な声が多く上がっています。

 

’20年11月、二回目の大阪都構想が住民投票で否決された直後の会見で、吉村代表は目を潤ませながら『僕自身が大阪都構想に政治家として挑戦することはもう二度とありません』と明言していました。この方針を突然翻したことに対して、疑問の声があがっています。

 

また今回の知事・市長選挙にかかる選挙費用は約28億円にのぼると見込まれています。‘27年4月に統一地方選が予定されており、“巨額の選挙費用を使って前倒しする必要があるのか”という指摘も。

 

府知事選挙には主要政党が候補者を擁立しておらず、新人2人が立候補しているだけですので、再選する見通しです」(政治部記者)

 

吉村代表が街頭演説を行う際も、“強い逆風”が吹いているようだ。前出の政治部記者が明かす。

 

「街頭演説は厳戒態勢で行われています。演説会場の前方スペースを鉄柵で囲み、鉄柵の内側に入るには、手荷物検査に加えて、金属探知機での検査をパスして、検査を受けたことを証明するシールを衣服に付けておく必要があります。

 

プラカードなどを持ってヤジを飛ばす反対派の人々は鉄柵の中に入ることはできません。維新のスタッフに立ち止まらないようにと注意されるため、反対派の人々はプラカードを持ったまま鉄柵の周りを行ったり来たりしていました。

 

演説に対して、『いつまで都構想言うねん。吉村、前にもうしませんって言うたやないか。この嘘つき!』『意味のない選挙に税金28億も使うな』などと声をあげていました。一斉にヤジを飛ぶと、吉村代表の声が大変聞き取りにくくなります。

 

また『イソジン、イソジン、イソジン』と連呼する人も。’20年8月に吉村代表が新型コロナウイルスにうがい薬が有効かのよう発表し、物議を醸したことを揶揄しているのでしょう。

 

知事選が公示された1月22日には、吉村代表は『選挙妨害はやめろ』などと反対派の聴衆に対して、叫んでいましたが、日を重ねるごとに、反対派の人々は増え続け、吉村代表が注意することはなくなっていきました。

 

かつて2回行われた大阪都構想の住民投票の際には、演説会場に人が押し寄せていましたが、今回は聴衆の集まりは悪いです」

 

演説会場では反対派が存在感を放っていたが、維新支持派の意見とは――。ミャクミャクを手に持ち、演説会場に訪れていた維新支持者の60代女性に話を聞いた。

 

「万博ができたのは維新のおかげです。楽しかったので70回ほど行きました。その感謝を込めて維新を応援します。28億の無駄遣いだと反対派は言うけど、万博で200億の黒字になったんやから、そのお金使うからええと思うけど。あかんのかなぁ」

 

吉村代表と横山副代表を応援するうちわを持った女性もこう語る。

 

「都構想とかよくわかりません。応援する理由?『顔』です。吉村さんも横山さんもイケメンやから、次も知事と市長やってほしいから」

 

演説を聞き、吉村代表の真意を測りに来た中立派の人も。

 

「なんで吉村さんがこんな時に出直し選挙を決断したのか直接説明を聞きたくて来たんです。ただ話聞いても全くわかりません。伝わってきませんでしたね。こんな状況では都構想なんて否決されるに決まっています。わざわざ負けに行くようなもの。“自爆”としか思えません」

 

異例のトリプル選挙は、どういった結果に終わるのだろうか――。

 

画像ページ >【写真あり】ミャクミャクを持って吉村代表の演説を聞く聴衆(他1枚)

出典元:

WEB女性自身

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