’24年に大きな話題を呼んだ朝ドラ『虎に翼』のスピンオフドラマがいよいよ放送される。主人公は本編で異彩を放っていた山田よね(土居志央梨)で、終戦直後の混乱期に、よねと轟太一(戸塚純貴)が再会、法律事務所を設立していくまでの物語だ。本編では描かれなかったよねと轟のエピソードがふんだんに盛り込まれた意欲作となる。
――’24年4~9月に『虎に翼』が放送され、’25年初頭にスピンオフが決定したそうだが、決定したときの感想は?
土居:やったね、すごくない? 最高だよね、イエイみたいなLINEをしました。3回ぐらいのラリーで終わったよね(笑)。
戸塚:やばくない?(スタンプ)ぐらいの感じだったような(笑)。感動はもちろんしましたが、お互いを信頼しているので、演じるにあたってあらためて身構えることもなかったです。
――脚本を読んでみての感想は?
土居:山田よねのシリアスで鋭い空気感があって、本編とはまた異なる雰囲気の作品だと思いました。
戸塚:終戦直後、よねがどのような思いで過ごしていたのかは本編で描かれていなかったので、詳しく知ることができてすごくしびれましたし、感動しました。
――撮影は昨年10月ごろに行われたそうだが、2人が会うのは久しぶりだった?
土居:久々でもなかった気がします。“とらつば“のメンバーとはしょっちゅう連絡を取り合って、ちょこちょこ会っているんです。
戸塚:みんなでバーベキューもしたよね。
土居:ただ、よねと轟という役柄の関係で会うのは久しぶりだったので、初日は「こういう感じだったっけ?」と数回確認しましたけど、すぐに勘を取り戻していきました。
戸塚:轟がどんな人物だったかをじつは少し忘れていて(笑)。でも、スタッフさん、監督、セットも本編と同じだったので、環境のおかげもあって、瞬時に轟に戻ることができました。
――仕事をするうえで、よねと轟がお互いをパートナーに選んだ理由は?
土居:よねは虐げられ弱い立場にいる人を救い、平等な世界を目指していくことを心に決めました。そのタイミングで轟と再会したことに運命を感じて、一緒に生きていくと悟ったのかなと思いました。今回のスピンオフでそれをより強く感じました。
戸塚:轟は無意識に本心を隠しながら仮面をかぶって生きてきたところがあった。それが保てなくなったときに、決意を固めたよねと出会いました。誰にも言えないことがよねには言えたりして、共に歩める人だと思うようになった気がします。1人では法律事務所をやる決断に至らなかったと思うんですよね。
――最後に見どころを!
土居:とにかくたくさんの人に見てほしいです。このスピンオフは人々が立ち上がっていく物語。絶望からはい上がっていく人たちの姿を見て、元気や勇気をもらっていただけたらと思います。
戸塚:『虎に翼』が愛され続けているのはすごくありがたいですし、関わっている自分たちも愛情がどんどん深くなっています。多くの方に見ていただいて、みんなでさらに愛を育んでいただきたいです。
【INFORMATION】
『虎に翼』スピンオフ『山田轟法律事務所』(72分・全1回)
3月20日(金・祝)NHK総合 21時半~22時42分
※NHK ONE(新NHKプラス)で同時・見逃し配信予定
画像ページ >【写真あり】「よね」役・土居志央梨が考えた「“轟”っぽいポーズ」(他4枚)
