日本テレビの朝の情報番組『ZIP!』の制作スタッフと思われる人物が、番組の内部資料をSNSに投稿し、物議を醸している。
ことの発端は、『ZIP!』の制作スタッフとみられる女性が、Instagramのストーリーで番組の内部資料を投稿したこと。投稿者は、4月3日と日付の入った出演者の名前や番組ロゴが入った資料や番組のシフト表、日本テレビの入構証などの写真を公開。入構証に至っては、本人の顔写真部分こそ指で隠したものの、自身の名前はフルネームで公開していた。
そして、仕事の忙しさを訴えつつも“芸能人にたくさん会えて楽しい”などと、仕事への高揚感や有名人に会える環境への喜びを綴ったキャプションが添えられていた。
投稿は直後に削除され、アカウント自体もすでに削除されているものの、暴露系インフルエンサーによってスクリーンショットがXを中心に拡散され、Xではコンプライアンス意識の欠如を指摘する声が相次ぐ事態となった。
《実名出しながら内部資料をSNSに漏らすの、コンプラ意識がどうとかのレベルを超えた底知れぬヤバさを感じる…社内でコンプラ研修とかなかったのかな》
《承認欲求モンスターw 自慢したいだけなんでしょうけど すごいね って 誰も思わないw》
《誓約書や契約書に SNS禁じるって書いてあるはずなんですけどね…。なんで載せちゃうかな、、、》
《日テレのコンプラどうなってんの…。ZIPの裏側が見れるのは面白いけど、資料まで晒すのは社会人としてアウトすぎて震える》
そこで、日本テレビに「事案を把握しているか」「処分等の対処を行うのか」を問い合わせたところ、広報担当者から以下の回答が寄せられた。
「番組制作に関する詳細については回答を控えさせていただきますが、本件については重く受け止め、あらためて番組制作に携わるスタッフに情報管理の徹底を周知・指導しております」
日本テレビ側は、個別の事柄における詳細については言及を避けたものの、今回の情報流出の事実を重く受け止めていることを明言。再発防止策として、現場スタッフへの情報管理教育の徹底を改めて指示したという。
「投稿者が新社会人かは明らかにされていませんが、テレビの仕事が嬉しくて、思わず投稿してしまったことは伝わります。同時期に、大手総合電機メーカーの子会社に入社したての新入社員が機密保持誓約書を含む社内書類を、同じくフルネームと一緒に公開して大炎上したばかりです。
SNS上では、いわゆる”Z世代”の承認欲求やSNSリテラシーの欠如を批判する声がありますが、フルネームを晒して投稿していることからも、悪気はまったくなかったのでしょう。今回の一件は個人の問題にとどまらず、SNS時代のコンプライアンス教育の重要性を浮き彫りにしたのではないでしょうか」(ウェブメディア記者)
