ゴールデンウィーク期間中、日本各地の家々の軒先に掲げられた日本国旗。永田町にある立憲民主党本部前でも日の丸がはためいたが、この様子を非難した人物がいる。
それは、自民党の山田宏参院議員(68)だ。山田氏は憲法記念日の5月3日、Xで《今朝ウォーキングの時に、あまりにも酷くて気になったので。憲法記念日の立憲民主党本部前に掲げられた国旗》とのキャプションを添え、実際の国旗の写真を公開。写真を見ると、国旗の端に黒い染みのような汚れが確認できるが、山田氏がどの点を批判しているのかは判然としない。
山田氏は過去に衆院2回、参院2回の当選を重ねたベテラン議員で、昨秋の総裁選では高市陣営の幹部としてバックアップ。そんな山田氏だが、保守的な政治信条はもとより、実は、国旗掲揚に対して並々ならぬこだわりを持つ人物としても知られる。自身の公式サイトのブログでは、杉並区長時代の「実績」として、こんな記述があるのだ。
《就任当日、区役所に国旗掲揚》
「山田氏が杉並区長を務めたのは’99~’10年。’16年、参院に初登院した際のブログによると、山田氏が区長に就任するまで、区役所では祝日以外は国旗が掲げられていなかったといいます。そのため、山田氏は就任当日に国旗を掲揚したわけですが、ブログでは《国家あっての地域、地域あっての国家。国旗はその象徴です》と当時の意図を説明。さらに、参院初院当日にも、議員会館事務所のデスク傍に国旗を掲揚したと明かし、《『白地に赤く 日の丸染めて ああ美しい 日本の旗は』小学1年生で習った歌が、いま、心に沁み入ります》と感慨に浸っていました」(政治部記者)
それだけに、ウォーキング中に見つけた立憲民主党の国旗が気になったのだろうか。とはいえ、投稿では具体的に“何が酷い”のか明示も全くされておらず、含みを持たせて写真だけを晒し上げるような行為をめぐって、ユーザーからは以下のような批判が続出した。
《国旗があることではなく、国旗の一部が汚れていることにわざわざ、写真撮って、「立憲民主党」の事務所な!と自民党議員がやるってそれが本当なら怖いよ》
《余所が揚げてる国旗の汚れが気になるなら写真撮ってネットに晒すとか陰湿に心の汚れたことしないで「この洗剤や洗い方が新品レベルに綺麗になってオススメだよ!」とか直接教えてやれよな》
《気軽に国旗を掲揚してしまうと、このように投稿されてしまう恐れがあるとは思いませんでした》
《犬笛吹こうとしてます?日の丸を掲げてても文句言うんですね》
山田氏といえばコロナ禍の’20年に更新したSNSで、国旗が付いたマスクを愛用していたが、永田町周辺の警官に時々制止されるというエピソードを披露。当時、山田氏は《警察官こそ制服に(編注・日の丸の絵文字)を》と伝えたところ、警官からは《私には心に(日の丸の絵文字)があります》との答えが返ってきたとし、以下のように綴っていた。
《国旗を警備対象にすれば、国旗への敬意は生まれない》
状況は異なるが、山田氏が行ったように他人から非難されるようなら、それこそ国旗への敬意が後退してしまうのではないだろうか。
