目前に迫る8月15日、「終戦の日」、高市早苗首相(65)の靖国参拝はあるのかどうか、国民からの視線が集まっている。
木原稔官房長官は8月7日の記者会見で、首相の参拝の可能性について「高市総理大臣が自身で適切に判断されることだ」と話した。
政治部記者が言う。
「政治家、特に首相や閣僚の靖国神社参拝は、中国や韓国の反発を招くため、慎重にならざるをえません。特に8月15日の『終戦の日』の参拝は反発が大きく、歴代首相が避けてきました。1975年に三木武夫首相が首相として初めて参拝しましたが、『私人』としての参拝の形式を取りました。1985年に中曽根康弘首相が公式に参拝。そして2006年に小泉純一郎首相が参拝して以来、現在まで8月15日に参拝した首相はいません。高市氏は首相に就任する前は、閣僚だった時期も含め、毎年春と秋の例大祭の期間中や『終戦の日』に参拝していたことから、特に注目されています」
高市氏は、自民党総裁に選出された直後の2025年10月の秋季例大祭や、首相就任後の2026年4月の春季例大祭では期間中の参拝を見送っており、今回も慎重に判断するとみられている。
「高市氏は2022年2月、党政調会長時代に都内で開かれたシンポジウムで首相になった場合はずっと参拝を続けたいとし『途中で参拝を止めたり、中途半端なことをするから相手がつけあがる面はある。どんなに批判されても淡々と続ける』と話しています。そして、2024年9月の自民党総裁選では、首相就任後も靖国神社参拝を続けると明言しましたが落選。2025年8月15日には靖国神社に参拝したものの、再び総裁選に立候補した9月の討論会では、首相として参拝するかどうかについて『心静かに、最後適宜適切に判断しなければならない』とトーンダウンしました」(同前)
ただし、高市氏のこうした過去の勇ましい発言があるため、X上では
《有言実行の政治家か、それとも口先だけのウソつきか。もうすぐはっきりしますね。》
という声や
《ごめんだけど何もしないで欲しい》
と参拝を望まない声、また
《8月15日は落ちた支持率回復のために参拝は行うと思います。》
という予想もなされるなど、議論が過熱している。
自民党関係者は「さすがにその日は行かないでしょう」とし、こう続ける。
「2025年11月の衆院予算委員会で立憲民主党の岡田克也衆院議員の質問に対し、高市氏が『戦艦を使って、そして武力の行使を伴うものであれば、これはどう考えても存立危機事態になり得るケースであると私は考えます』と答えた、いわゆる『台湾有事は存立危機事態』発言がありました。あの発言は中国から激しい反発を招き、日本に対するレアアース輸出規制に発展するなど、経済的に大きな打撃をもたらしました。もし15日に参拝すれば、さらなる日中関係の悪化に繋がり、財界からの懸念も大きくなりかねません。さすがに断念せざるをえないでしょうね」
果して高市首相はどのような決断を下すのだろうかーー。
画像ページ >【写真あり】「尊崇の念を持って哀悼の誠をささげた」昨年8月15日に靖国に参拝した高市早苗氏(他1枚)
