8月9日、小池栄子(45)主演のドラマ『さよならノワール』(フジテレビ系)の第6話が放送された。ビデオリサーチが発表した視聴率は、世帯が2.3%、個人が1.3%(いずれも関東地区、以下同)という結果だった。初回からの視聴率は世帯が3.1%、2.7%、2.9%、3.1%、2.9%。個人は1.8%、1.5%、1.7%、1.7%、1.5%と、あくまで数字のうえでは苦戦中だ。
「小池さんは近年、お茶の間やドラマ関係者の間で演技力が高く評価されており、フジテレビとしてもその存在感にすがっての起用でした。作品自体の評判は関係者の間でもけっして悪くないのですが、数字がついてきていません」(芸能関係者)
苦戦しているフジテレビドラマは『さよならノワール』だけではない。GACKT(53)が主演の月9『ブラックトリック~裁きを操る弁護人~』は8月10日放送の第4話で世帯視聴率4%、個人視聴率2.3%、内田有紀(50)主演の『ラストノート』は世帯で2.7%、個人で1.5%と、3%に届かないでいる状況だ。
フジテレビが苦境にあえぐいっぽう、今クールのドラマでは『VIVANT』(TBS系、初回の世帯視聴率18.8%、同個人視聴率12.1%)、『大空港~GATE24~』(テレビ朝日系、世帯視聴率10.4%、個人視聴率6.2%)と、好調な数字を記録しているドラマもある。視聴率の伸び悩みは“ドラマ離れ”だけの問題というわけではなさそうだ。
「フジテレビは、ドラマのキャスティングに苦労する局面が続いています。今回の月9の『ブラックトリック』も、もともとは山下智久さんの出演が予定されていましたが、スケジュールの都合で起用を断念し、慌ててGACKTさんを頼ったという経緯がありました。
小池さんも、本来は脇を固める役どころで存在感が光るタイプ。数字をもっている主演級の女優さんの出演を取りつけられないという事情がうかがえます」(前出・芸能関係者)
この状況が続くと、ドラマの制作がさらに難しくなる事態が懸念されるという。
「ドラマにスポンサーがつかなくなる、さらに俳優のキャスティングに苦戦を強いられる……という悪循環がますます深刻化してしまいます。ドラマの制作は少なくとも1年先までは決まっているケースが多いですから、すぐに現状を打開するのもなかなか難しいのでは」(前出・芸能関係者)
かつてトレンディドラマでお茶の間を席巻したフジテレビ。その輝きを取り戻せる日は訪れるのか。
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