広島県立歴史博物館の岡野将士さんの話に、真剣なご表情で耳を傾けられる悠仁さま(写真:JMPA・2026年8月8日) 画像を見る

8月7日から2日間の日程で広島県を訪問されていた悠仁さまは、8日、6000人以上が集まったボーイスカウトの祭典「第19回日本スカウトジャンボリー」に出席された。公的な行事では初めてとなるお言葉を述べられると、会場からはこれまでの皇室の行事では異例とも言えるほどの熱い歓声が沸き起こったという。

 

「最初は男性たちの力強い歓声が上がったのですが、悠仁さまが手を振りながら客席の横を通り過ぎるとき、お席から手を振られたときには、女性の参加者から『悠仁さまかっこいい~!』『キャ~!』という黄色い歓声が相次いで上がっていたのです。まるでアイドルのコンサートのような盛り上がりでした」(取材を担当したカメラマン)

 

そんな親しみやすさの一方で、学問に対する深い探求心が光った場面もあった。広島ご訪問では最後のご視察場所として、同日午後には広島県立歴史博物館に足を運ばれたときのことだ。案内役を務めた同館の学芸課長の岡野将士さん(58)はこう振り返る。

 

「この度は悠仁親王殿下にお越しいただき、誠に光栄でございました。現場では緊張感がありつつも、話しやすい雰囲気があったと思います。非常に爽やかで、穏やかさと温かみのあるお方という印象を受けました」

 

悠仁さまは、中世の港町「草戸千軒」の街並みの一角を復元した展示などを熱心に鑑賞された。案内する岡野さんに対し、悠仁さまは「市場で商品として売られているものはどのように運ばれていたのか」などといった、当時の物流や暮らしに関する具体的なご質問があったそうだ。

 

「殿下からのご質問は、『市場で商品として売られているものはどのように運ばれていたのか』という内容でした。私がご説明申し上げた草戸千軒町遺跡の状況、当時の貨幣経済の浸透、瀬戸内海の交通事情について十分にご理解いただいたうえでの、非常に的確な着眼点に基づくご質問であったと感じました。

 

説明申し上げている際には、殿下はしっかりと目を合わせて相槌を打ちつつ、真摯に耳を傾けていただきました。

 

またこのほかにも、疑問に思われた点については即座にご質問くださり、多くのことを学び取ろうとされる姿勢や探求心の深さには感銘を受けるばかりでした。その中でも、現代の私たちが想像する以上に盛んだった当時の交通や交易について、強く関心をお示しになっていたことも印象的でした」(岡野さん)

 

悠仁さまは当時の鍛冶職人の家の内部にも入り、再現された作業場の様子をじっくりと観察されていた。岡野さんはこう続ける。

 

「当時の大工道具である手斧(ちょうな)やヤリガンナを忠実に再現し、これらの道具を使って当館にある実物大の復原建物を造ったとご説明した際、殿下は柱にお手をふれ、その感触を確かめられていました。そのようなふとしたご様子から、歴史や文化、ものづくりへのご関心の深さを感じることができ、感激いたしました。

 

お見送りの際にも、“瀬戸内の歴史や文化について理解を深めることができました”といった温かいお言葉をいくつか頂戴し、優しいお人柄も感じることができました。

 

今回当館をご訪問先として選んでいただいたことは誇りに思うとともに、職員一同にとって大きな励みとなりました。中世考古学の先駆けと評される草戸千軒町遺跡は、まさに広島県の宝であると考えていますし、今後も地域の歴史と文化の保存、発信に努めていきたいと思います」

 

熱心すぎるほどの広がりを見せられている悠仁さまの探求心は、博物館の職員たちを勇気づけられていたようだ。

画像ページ >【写真あり】「かっこいい~!」と歓声が上がる”フィーバー”ぶりだった悠仁さま(他25枚)

出典元:

WEB女性自身

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