7月30日、自民党の臨時役員会に出席した鈴木貴子広報本部長(撮影:長谷川新) 画像を見る

8月15日、自民党の広報本部長を務める鈴木貴子衆院議員(40)が自身のXに“不適切”投稿をしたこと謝罪し、投稿を削除したことが話題になっている。

 

鈴木氏は《昨日の投稿において、コメントを投稿された方の属性を推測するような表現がありました。改めて考え、不適切であったと判断し、当該投稿を削除いたしました。コメントを投稿されたご本人にも返信欄にてお詫びを申し上げましたが、自らの至らなさを反省し、この場においてもお詫び申し上げます。》とポストしたのだった。

 

鈴木氏が問題の投稿を行ったのは、ロシアのプーチン大統領が8月13日、初めて北方領土の択捉島を訪問したことことがきっかけだ。

 

政治担当記者が言う。

 

「択捉島を含む北方領土4島は、第2次世界大戦で日本のポツダム宣言受諾後、ソ連が進軍して占領した経緯から、日本は長年にわたって返還を求めてきました。しかし、ロシアが実効支配を続けています。択捉島訪問は、プーチン氏がロシアによる実効支配強化をアピールし、自身を強い指導者として国内向けにアピールする狙いがあるという見方が強い。茂木敏充外相は、プーチン氏の択捉島訪問についてロシア側に強く抗議しました。そして鈴木氏も、ロシアの術中にみすみすハマりに行かぬことも大切ですなどとXに投稿したのですが、これにかみついた投稿者がいました。その投稿者は《マニラで芝木(原文ママ)がラブロフと話したにも関わらずこの結果なのだから、今の状況こそが自民党がロシアの術中にハマった結果でしょう》などと皮肉をポストしました」

 

茂木外相は7月21日、フィリピンのマニラで開かれた東南アジア諸国連合(ASEAN)関連会合の夕食会時にロシアのラブロフ外相と二国間関係や地域情勢について会話していたと報じられていた。ただし、投稿者が茂木と書くべきところを、芝木と誤字になっていたためか、鈴木氏はこの投稿について14日、《これは、、、日本人アカウントではない?SNSはやはり難しいですね。。》と投稿。このポストに、X上では

 

《ロシアの術中に嵌るなという元の投稿はさほどおかしくなかったのに、批判されて馬脚を現しましたね。自分たちの意に沿わない意見を言う者は日本人ではないという発想に至ること自体が、政治家、特に与党政治家として著しく不適格です》

《「誤字があるから日本人ではない」と直ちに結びつけるのは、あまりにも短絡的です。》

 

などとの非難が相次ぐ事態となった。

 

その後の鈴木氏の対応についても、Xでは《投稿の削除や謝罪で済むとは思えません》などと厳しい意見が出ている。

 

一方でプーチン氏の択捉島訪問について、元大手紙モスクワ特派員が言う。

 

「プーチン氏は、これまで日ロ首脳会談のたびに、領土問題を解決し平和条約を締結する交渉を加速させることに何度も合意してきましたが、それはプーチン氏の“ポーズ”に過ぎません。ロシア側は、日本がウクライナを支援していることやロシアへの制裁を続けていることを挙げ、自分たちが強硬姿勢に転じたのは日本のせいだと主張していますが、それは猿芝居の口実にしているだけだと思います。プーチン氏は最初から北方領土を日本に返還するなんてこれっぽっちも考えていないはずです。『ロシアの術中に嵌るな』という鈴木氏の意見には同意しますが……」

 

鈴木氏の主張は一理あっても、反論が余計だったようだ。

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出典元:

WEB女性自身

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