「共演しているキャストのみなさんとは仲がいいですよ。撮影現場の雰囲気も楽しいし、それでいてお互いに刺激のあるキャッチボールができているので、毎日勉強になっていますね」
そう語るのは、ドラマ『ブラックトリック〜裁きを操る弁護人〜』(フジテレビ系)で主演を務めているGACKT(53)。8月10日放送の第4話では、ゲストとしてキャイ〜ン・天野ひろゆき(56)、坂下千里子(50)が夫婦役で出演した。
「天野っちとはプライベートでも仲がいいんですが、テレビ局で会ったときに、『オレは何の役で出ればいいの?』なんてふざけた会話をしていて、その流れで彼の出演が決まったんです」
また、番組公式Instagramでは、共演する志田未来(33)と“おそろいポーズ”でのツーショットも披露するなど、リラックスして撮影に臨めているという。
月9初主演となるGACKTが演じているのは、“でっち上げの天才”である敏腕弁護士・浦真鷲直人(うらまわし・なおと)。依頼人を救うためなら、手段を選ばずに真実を暴いていく型破りな主人公だ。
異色のダークヒーローについて、SNSでは《ブラックトリックのGACKTビジュがよすぎて》《まじでGACKT様かっこよすぎる 2次元顔過ぎない?》といった声が上がるなど、独特の存在感が視聴者を惹きつけている。
GACKTが今回の主演オファーを引き受けたのは、“縁”だったという。制作陣に以前からかかわりの深いスタッフが多いうえ、一度仕事をしてみたかった人物がいたことが決め手となったそうだ。
「月9というと、ボクの中では『101回目のプロポーズ』のイメージが強いんですが、そのドラマに携わっていた林徹監督が『ブラックトリック』にも参加しているんです。一緒に仕事ができたのはとても光栄でした」
撮影を通じて、主人公・浦真鷲直人を演じるにあたってのルールを自分に課しているという。
「とにかく、型にハマった弁護士のイメージに引っ張られないことを大切にしています。普通のリーガルものだったら、ボクがやる必要もないですから」
また、浦真鷲は一級建築士の顔も持つ。自宅のデザインを自ら手掛けるなど建築に造詣の深いGACKTにとって、このキャラクターを演じることは、プライベートにも影響を及ぼしたと語る。
「建築について、より詳しく勉強することになったのはいい経験になりました。監修に入ってくださっている建築家の方たちと深いつながりができたのもうれしかった。彼らから教わったことを、自分のデザインにもたくさん取り入れています」
自身にとって初の月9主演。苦労も多いのでは?
「やはりテレビドラマというものは、ある種“大衆的な狙い”のような部分を意図的に入れなければならないですよね。ボク自身というよりは、そこに頭を悩ませる制作陣の苦労を見ていて、ドラマ作りとは大変な作業だと改めて感じています」
毎回の放送終了後に発表される視聴率は、気になってはいるのだろうか。
「視聴率がもつ意味は、以前ほど強くないとはいえ、スポンサーを集めるためにも必要なことだとは思います。その点では無視はできませんよね。
ただ、Netflix、Prime Videoなどの配信作品の存在感がいっそう高まるなか、ドラマ作りももっと世界戦略的な視点で考えるべきではないかと感じています。日本の制作技術には、世界に届けられる作品を生み出すポテンシャルがあるはず。そこにきちんと向き合わないと、メディアが生き残るのはより難しくなってしまうのではないでしょうか」
『ブラックトリック』の物語も後半に入っていく。最後に今後の見どころを聞いた。
「とにかく、どんどんみなさんの予想を裏切っていきます。これからの展開をいっそう楽しみにしていただけたら」
みたことのない月9の主人公の活躍は、まだまだ続いていく——。
画像ページ >【写真あり】月9の撮影現場で…GACKTと志田未来の“シンクロツーショット”(他1枚)
