二刀流復活を目指す大谷翔平(写真:時事通信) 画像を見る

「コンディションが良好なときに比べ、打球が伸びを欠いていたり、走塁でのミスが指摘されるなど、最近の大谷選手は本調子とは言えません」(在米ジャーナリスト)

 

大谷翔平選手(32)が所属するドジャースは、8月の成績が7連敗を含む5勝9敗(15日時点、日本時間、以下同)と不振にあえいでいる。そんなチーム状況と同じく、大谷も苦戦中だ。

 

8月13日のロイヤルズ戦では、大谷がタッチアップに失敗してアウトになったプレーについて、ロバーツ監督が「彼は状況を把握できていなかった」と苦言を呈している。

 

『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2026』(廣済堂出版)の編著者でスポーツライターの友成那智さんはこうした大谷の不振について次のように語る。

 

「現在の大谷選手を苦しめているのは、右上腕の違和感と、オールスター欠場の要因となった左ひざの不安です。さらに、シーズン序盤から二刀流としてフル回転してきた疲労も蓄積しているでしょう。ロバーツ監督の苦言も、大谷選手への期待の裏返しでもあるのでしょうが、チームの歯車がかみ合っていない現状がうかがえます」

 

大谷の走塁ミスは、彼の“焦り”からくるものだと友成さんは指摘する。

 

「7月から打者に専念しており、年間最優秀投手に贈られるサイ・ヤング賞獲得は絶望的と言える状況です。それでも、大谷選手にはナ・リーグMVPのチャンスが残されています。走塁でも存在感を見せたい思いがあったのでは」

 

メジャーリーグのMVPは、打撃、走塁、守備、投球のすべてを総合した貢献度をもとに投票によって決まる。大谷にとってのライバルは、カブスのピート・クロウ=アームストロング外野手(24)。走攻守で圧巻の成績を残しており、オールスターに選出されるなど大ブレーク中のプレーヤーだ。

 

超強力なライバルとの接戦を制する何よりのカギは、再びマウンドに上がることだが、その可能性は十分にあるという。

 

「7月から登板機会こそありませんが、大谷選手はコンスタントに投球練習を続けており、ブルペン入りも近いと目されています。

 

それに加え、ドジャースは最近になって、山本由伸投手(28)のパーソナルトレーナーを務める矢田修氏に大谷選手の投球フォームをチェックするよう依頼したそうです」(前出・在米ジャーナリスト)

 

体に不安を抱えながら、二刀流復活を目指す大谷。原動力は、チームのワールドシリーズ3連覇に加え、もうひとつあるようだ。

 

「現地のマスコミやファンは『翔平は、6月に誕生した長男の存在が明らかにモチベーションにつながっている』と話しています。今月のカブス戦で2本の本塁打を打った後、現地のメディアに『息子さんに贈る2本塁打になりましたね』と呼びかけられると、ニッコリ笑って何度も頷いていたそうです」(前出・在米ジャーナリスト)

 

8月1日には、長男が初めてスタジアムで試合を観戦。この日本塁打を放った大谷は、記念にするため、ホームランボールを返却してほしいと願ったという。

 

「長男が生まれた年に、MVPを獲得したいという思いは相当強いでしょう」(前出・友成さん)

 

最近は、スタジアムの外でも長男との思い出ができたそうだ。

 

「自宅に飾るため、プロのカメラマンに依頼して初めて家族4人の記念写真を撮影したといいます。メジャーリーガーにも、記念の家族写真をSNSにアップしたり、クリスマスカードにする選手は多いですから、チームメイトの勧めもあったのではないでしょうか」(大谷家の知人)

 

撮影時、服装のコーディネートは真美子さんが担当したという。

 

「長女と真美子さん、長男と大谷選手がそれぞれ同じ色みの服を着た親子リンクコーデでまとめたそうです」(前出・大谷家の知人)

 

記念の1枚が、シーズン終盤の巻き返しにつながるきっかけになってくれるはずだ――。

 

画像ページ >【写真あり】大谷のチームメイトがSNSにアップした家族写真(他11枚)

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