YouTube「ゾロの台湾グルメ」より 画像を見る

日本とは友好関係にあり、日本人観光客も多く訪れている台湾。SNSやYouTubeでは台湾の観光地やグルメスポットに関する情報があふれているが、現在、同国在住の人気YouTuberが公開した動画が、現地のメディアをも巻き込む“炎上”騒動に発展している。

 

そのYouTuberとは、チャンネル登録者数14万人を抱える「ゾロの台湾グルメ」だ。’22年に公開されたWEBメディア「NNAカンパサール webマガジン」のインタビュー記事によると、ゾロ氏は’19年から台湾に在住。台北市内でスイーツ店も経営している。

 

ゾロ氏のチャンネル概要欄では、《“せっかく台湾旅行に来てグルメで失敗したくない!“そんなあなたのためにこのチャンネルがあります。このチャンネルを見ておけば台湾グルメで絶対に失敗しません》と記載が。これまで公開している動画では、台湾の有名な夜市(ナイトマーケット)やローカルグルメなど台湾の食をメインに情報発信している。

 

そんななか、問題視されているのは、ゾロ氏が8月9日に公開した「【夏休み特別企画③】もう台湾嫌い!台湾一周するといつも台湾が嫌いになるゾロ。。。笑」と題した動画。台湾第二の都市・高雄市の「六合夜市」を訪れ、食べ歩きをする様子を公開した。

 

ゾロ氏は夜市で唐揚げを購入し、それをつまみにコンビニのイートインスペースでビールを飲み始め、「普通に美味いな。でもね、揚げ直しの時に揚げすぎて硬い感じはちょっと否めないな。ジューシーではない。まあ夜市やしな、あんま美味しくなかったな。食べてたらめっちゃスジっぽいのばっかり出てきた」と評価。ここまでは率直なレビューの範疇ともいえるが、問題視されているのは、次の場面だ。

 

屋台で「豚バラキムチ」なる料理を購入したゾロ氏。料理が入った箱を開けると、中には練り物のようなものを豚バラ肉で巻いたものと、キムチが添えられていたのだが、これを口にしたゾロ氏は、顔をしかめながらこんな感想を述べた。

 

「なにこれ?もう本当においしくないわ。なんやねんこれ。かまぼこ?みたいな。マジでおいしくないわ。なにこれ」

 

そして、キムチを口にすると、「キムチもめっちゃ酸っぱいし、アルコール臭い。これ食えないわ。まっず」と吐き捨てた。さらに、「ほんま夜市嫌い。なんなら台湾嫌い」とも述べ、「豚キムチって書いてるんやで。なのに練り物みたいなの巻いててね。もうクソまずかった。ほんま。キムチとかマジで終わってたね。150元やからね。もう金返せぐらいよ」と酷評していた。

 

その上で、「昔の日本と一緒やと思うんです。30年前の日本っておいしくない、愛想悪い店いっぱいあったじゃないですか。台湾もそんな感じ。おいしくない屋台いっぱいあるし、愛想が悪い店あるんですよ。それを僕はただ正直に言ってるだけなんでね。でも、台湾もこれから10年、20年、30年かけて日本みたいに、ホスピタリティ上がってくるはずなんで」とも語っていた。

 

先述したチャンネル概要欄でも、《美味しかったら美味しい、不味かったら不味い、思ったことをはっきり言います。忖度一切無し。嫌いな言葉は「本音と建前」》と自身のスタンスを示していたゾロ氏。ただ、動画の切り抜きがXで拡散されると、今回のレビューは「侮辱的」だとして、日本のユーザーからこんな厳しい声がった。

 

《いちいち他国に行って、恥を晒しながら迷惑かけんな。恥を知れ、恥を》
《台湾を愛していると言いながら、台湾の文化を尊重していないように見える日本人YouTuberを見て、正直、悲しいです。「ほんま夜市嫌い、台湾嫌い」と発言しているのを見て、辛くなりました》
《ぶっちゃけ私も夜市そんな好きでもないんですけど、だからって現地で不味い不味い連発して夜市嫌いと全世界に向けて発信はしませんわ・・・》
《日本に帰ればいいとマジで思う。文句があっても動画拡散すな》

 

さらに、一連の発言には台湾のメディアも反応。現地のニュースチャンネル「三立新聞網」が配信した記事では、ゾロ氏の発言をめぐって日台のSNSユーザーから批判が殺到しているとの現状について、《台湾のネットユーザーは、台湾でデザート店を経営するクリエイターである彼の二重基準を疑問視し、「台湾で利益を得ながら、同時に台湾を軽視している」と指摘した。コメント欄には「気に入らないなら日本に帰れ」という声が殺到し、多くのファンがチャンネル登録を解除し、迪化街にある彼の店の商品の不買運動を呼びかけた》と報道。

 

また、現地テレビ局系メディアの「民視新聞網」も同様にSNS上の反応を紹介しつつ、ゾロ氏が過去に高雄市内の飲食店で料理に不満を述べ、返金を要求していたとの指摘もあったと報道。実際、ゾロ氏が’23年2月に公開した動画では、高雄のマグロ店で「不好喝(おいしくない)」と返金を求めていたが、これは提供されたマグロの解凍が十分ではなかったためで、返金を受けた後、ゾロ氏は「悪いから」と代わりにサーモンを注文していた。

 

現地メディアまでもが報じる事態に発展したゾロ氏の発言。いまのところ、本人のXやYouTubeでは騒動に関する言及はないが、本人としてはあくまでも「正直レビュー」ということなのだろうか。

 

次ページ >【動画あり】夜市の食事を「クソまずい」と吐き捨て…現地メディアも報じた台湾在住YouTuberの振る舞い

出典元:

WEB女性自身

【関連画像】

関連カテゴリー:
関連タグ: