脚本家の倉本聰さん(享年91)が、多臓器不全のため9月18日に亡くなった。倉本さんが手掛けた数多くの作品のなかでも、代表作として真っ先に名前が挙がるのが国民的ドラマ『北の国から』(フジテレビ系)シリーズ。
’81年の放送開始から’02年まで21年間にわたって放送された同作は、連続ドラマ全24話とスペシャルドラマ全8作が放送され、東京から故郷の北海道・富良野に移り住んだ田中邦衛さん(享年88)演じる主人公の黒板五郎と、吉岡秀隆(56)扮する純、中嶋朋子(55)演じる螢の兄妹が、幼少期から大人になるまでを描いたヒューマンドラマだ。
泣ける名言・名シーンの宝庫と言える「北の国から」シリーズ。そこで本誌はWEBアンケートツール「Freeasy」にて、40~70代の男女500人を対象に「ドラマ『北の国から』心に残る名シーン」についてアンケート調査を実施した。
第3位は「父さん…あなたは素敵です」。蛍と孫の快(西村成忠・28)と五郎が別れるシーン。富良野駅で号泣し、なりふりかまず列車を追いかける五郎の姿を見た、純の思いが語られる(2002遺言)。
《故郷を離れる蛍たちを見送る田中邦衛の寂しさがなんとも切なかった》
《親子の絆が伝わるシーンですね》
《名残惜しい気持ちの表現が最高》
21年続いたドラマの最終話だけあって、長年見続けていたファンにとっては、ここまでの時の流れを思い出されずにはいられない泣けるシーンだ。
第2位は「俺は受け取れん、お前の宝にしろ」。上京する純を乗せたトラックの運転手(古尾谷雅人・享年45)が、五郎から心付けとして渡された泥のついた1万円札を見せ、「お前のおやじの手についた泥だろう。俺は受け取れん。お前の宝にしろ」と言って純に返す(’87初恋)。
《五郎の思いがすごく伝わってきて感動した》
《泥のついた1万円札が印象的》
《自分も似たような経験があるので》
《一番忘れられないシーン。今、思い出しても泣けてしまう》
《まさに血と汗の結晶だと感じます》
「泥のついた1万円札」が印象的なこのシーン、上京する息子のために用意したピン札の1万円札に、泥がついている……。息子に対する親の愛を感じるシーンだ。
そして第1位は誰も一度は耳にしたことがあるのでは?と思うシーン。
「子供がまだ食ってる途中でしょうが!」富良野を去る幼馴染みの笠松正吉を見送ったあと、閉店間際のラーメン店で、純が自分の過ちを五郎に告白し、涙を流しながらラーメンをすする中、丼を下げようとした店員に対し五郎が怒号を飛ばす。
《五郎の親心が垣間見えて感動しました》
《このシーンは心が苦しくなってしまいました。今でも思い出します》
《純の成長と五郎の父としての思いが重なるから》
《感動的、わかるわかる心情、ドラマじゃない現実》
《五郎の厳しくもあり優しい一面が垣間見れたシーンだった》
《親が子を第一に思う気持ちが溢れているから》
お笑い番組などでもよくパロディとして使われることが多いシーンなので、知っている人も多いのでは?_ドラマでは、自分の罪や卑しさをとつとつと告白する純。それを黙って聞いている五郎。心ない店員の行為に、なんともやり場のない怒りをぶつける五郎に親の愛情を感じる。
その他にも、純と蛍の成長、家族のつながりに涙を流さずにいられない名シーンが盛りだくさんのドラマ「北の国から」を見直してはいかがでしょうか?
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