村上龍(写真:共同通信) 画像を見る

23日、幻冬舎BOOKSが公式Xを更新。作家の村上龍さんが17日に亡くなっていたことを発表した。74歳だった。『日経スペシャル カンブリア宮殿』(テレビ東京系)に今年3月までメインインタビュアーとして出演。亡くなる直前まで元気な姿を見せていたのだが、「一部の視聴者からは心配の声があがっていた」と話すのは、テレビ誌ライターだ。

 

同番組は’06年4月にスタートしたトーク番組。スタジオに日本経済を支える経営者や著名人、政・財界人をゲストに招いて、ゲストの活動を紹介するVTRを交えつつ、女優の小池栄子(45)とともに対談をするというもの。しかしここ数年は、スタジオトークでの村上さんの滑舌に心配の声が相次いでいた。

 

「放送のたびに《久々にカンブリア宮殿観てるけど、村上龍やばくないか…?観てるこっちが心配なんだが…》《カンブリア宮殿久しぶりに見たら村上龍がフゴフゴ言ってて何言ってるのか分からなかった、、、あれはやばいよ、大丈夫なんかな、、、》など、その滑舌の悪さを心配する声が続出していましたね」(前出・テレビ誌ライター)

 

昨年4月10日の放送回では、《知られざる1兆円企業「大日本印刷」の全貌》と題され、印刷会社「大日本印刷」の北島義斉社長がゲストで出演。書店の数がこの20年で半減しているため、“本の文化を守っていきたい”という北島社長。

 

「特に日本だけが出版物の減少が大きい」と説明されると、村上さんは「僕、本読まなくなりましたね」と言い放ち、隣の小池は驚いた表情を見せた。続けて、村上さんが「紙の本読んでる人なんていないですもんね、電車で」と話すと、北島社長が「電車ではいなくなりましたね」と笑顔で応じた。また、北島社長が本を読む機会が減ることで「知識レベルが下がる危険性がある」と指摘すると、村上さんは「電車の中のスマホをなんとかすべきですね」と話していた。

 

この日の放送後にも《カンブリア宮殿のMCの村上龍さんの会話が日に追うことに聞き取れなくなってきた様な、、頑張っているんだなぁ》《村上龍マジで滑舌がやばいって》などと指摘する声が多くあがっていた。

 

前出のテレビ誌ライターは当時をこう振り返る。

 

「確かに字幕がないとかなり聞き取りにくくなっていました。そのため病気などを心配する人もいたのですが、単純に加齢による口腔機能の低下ではないかと思っていました。というのも過去に同番組に予防歯科のパイオニアが出演した際、村上さんは“20歳のころからここに通っていれば虫歯にならなかったし、自分の歯を抜かずに済んだと思う”といったことを話していたので……」

 

だが、最後となった今年3月のテレビ出演の約半年後にこの世を去った。

 

1976年にデビュー作『限りなく透明に近いブルー』で第75回芥川賞を受賞し、その後も『コインロッカー・ベイビーズ』『半島を出よ』など、現代社会の深部を鋭くえぐる話題作を次々と発表。小説にとどまらず映画監督やエッセイストとしても活躍し、日本を代表する作家として時代を牽引した村上さんは、最後の最後まで走り抜けた――。

 

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出典元:

WEB女性自身

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