10月19日に行われた参議院予算委員会で、爪を手入れしているように見える姿が映り、ネット上で思わぬ注目を集めている日本維新の会の石井めぐみ議員(47)。SNSでは《爪女》などの言葉とともに動画が拡散され、辞職を求める声など批判が相次いだ。
「問題の場面が撮影されたのは、いのちの党の奥田ふみよ議員(49)が被災者支援について質問していた最中のこと。石井氏は、奥田氏の発言をよそに、右手の爪の間を気にするような仕草を20数秒にわたって続けていました」(全国紙政治部記者)
“国会審議中の爪の手入れ”という批判に石井氏は、《『爪女』と呼ばれているようですが、私は爪の長さやネイルで政治家の仕事が決まるとは思っていません。女性が自分らしくおしゃれを楽しむことと、責任を持って仕事をすることは、何も矛盾しません》とSNSで反論した。
しかし翌日には再びSNSを更新して《爪の間に異物が入り、痛みがあったため、ボールペンで取り除いたという次第です》と釈明。《国会審議中の私の行動により、皆さまにご心配とご迷惑をおかけしましたことについて、心より深くお詫び申し上げます》と謝罪した。
石井議員は、茨城県取手市出身。父は衆議院議員や日本維新の会国会議員団両院議員総会長などを歴任した石井章氏(69)だ。
地元・取手市の有権者らに石井議員の評判を聞くと、こんな声が返ってきた。
「地元では、娘さんよりもお父さんの章さんのほうが、良くも悪くもずっと知られた存在です。若いころは暴走族のリーダー格で、本人もそのことを隠しておらず、取手市内にある『オートバイ神社』の氏子総代でもあります。
夜間学校を卒業後、国会議員にまで上りつめた苦労人である反面、良くない噂も絶えません。過去には支援者らによる大規模な選挙違反事件があったり、昨年には東京地検特捜部に踏み込まれたほどですからね」
章氏をめぐっては、町議時代から政治活動をめぐる騒動が起きていた。
‘90年に章氏が藤代町議に初当選した際には、章氏の支援者らが有権者を架空転入させたり、替え玉を使ったりして不正に投票させた疑いが持たれた。警察の捜査の結果、後援会長を含む関係者7人が公職選挙法違反などの容疑で逮捕。事件では暴力団の組織的な関与も浮上し、警察が暴力団事務所を捜索する事態にまで発展した。
さらに’25年には、公設秘書の給与を国からだまし取った疑いで東京地検特捜部による家宅捜索を受け、章氏と事務所スタッフ1人が詐欺罪で東京地裁に在宅起訴された。章氏は日本維新の会から除名処分に。
こうした父の政治活動をめぐる問題が続くなか、長女の石井議員は’25年に参院議員となった。父の失職によって、長女である石井議員が国政に進出したと見る地元関係者もいる。
「地元では、父親が築いてきた地盤があったからこそ、娘さんも政界に進出できたという声が大きいですね。章さんは国会議員になってから取手市内で社会福祉法人の理事長をしているんですが、なにせ市内に建てた老人ホームの名前が娘さんの名を冠した『めぐみの杜』ですからね(笑)。
甘やかされて育った二世議員という批判を受けないよう、今後はどんなときでも気を抜かないでほしいですね」
