まさか、飲みすぎて国際会議をキャンセルしたのだろうか。
10月2日の夜(日本時間)におこなわれた主要7カ国(G7)のオンライン首脳会合を、高市早苗首相(65)が欠席した。
おもな議題は、エネルギー価格を下げるための各国の取り組みで、会合にはトランプ米大統領を含む5カ国の首脳が参加。欠席したのは高市首相と英国のバーナム首相だけだった。
高市首相は5日、自身のXで《議長国のフランスが当日直前に急遽設定したもので、代理出席が認められていました》とし、《我が国からは、米国出張中で直接本件の調整にも当たったG7シェルパたる遠藤外務審議官が代理出席してくれました》とつづった。
ところが、その欠席理由に疑問符がつく事態になっている。政治担当記者に聞いた。
「首相動静を見ると、高市首相は午後6時30分から7時45分まで、公邸で自民党の麻生太郎副総裁(86)、鈴木俊一幹事長(73)ら党役員と会食をしていますが、その後は、誰かと面会した記録はありませんし、何か予定が入っていたということも聞いていません。
オンライン会合は日本時間2日午後9時半から約30分にわたって開催されたということですから、高市首相は対応が可能でした。そのため、外務審議官が代理出席したのは『直前の会食で、高市首相が酒を嗜んだためではないか』と言われはじめたのです。
高市首相は16日の参院予算委員会で、『オンライン会合に必要なディスプレーなどの準備が整わなかった』『所信表明演説を書いていた』と釈明しました」
この問題で、追及の先鋒に立っているのが立憲民主党の辻元清美氏(66)だ。
27日の参院外交防衛委員会で質問に立った辻元氏は、公邸での会食に参加した中西祐介官房副長官(47)に事の経緯などをただすと、中西氏自身は午後9時半のオンライン会合開催を「承知していなかった」と明言した。公邸での会食で自身がアルコールを口にしたことは認めたが、高市首相については「承知しておりません」と否定しなかった。
さらに同日、辻本氏はXで《今日の外交防衛員会質疑で、10月2日、G7オンライン会合の前の公邸飲み会についてわかったこと》として、《総理の調整役である中西官房副長官は、G7会議のことを承知せず、飲酒していた》《結果、会合では酒類が出されていたことになる》《副長官は「高市総理は飲酒したか」と問われ、否定しなかった》などとつづった。
真相はどこにあるのか、政治ジャーナリスト青山和弘氏はこう語る。
「高市総理が会議に参加しようと思えばできたのは間違いありません。そのため、焦点は高市総理がこのリモート会議の重要性をどの程度認識していたかですが、国際情勢緊迫の折、どんなテーマであれG7首脳の会議には『参加すべきだった』という声は自民党内からも出ています。
政局に大きな影響があるとは言えませんが、外交に後ろ向きな姿勢が見えたことで、引き続き野党側の攻撃材料にはなると思います」
首相の脇が甘かったとしか言いようがない。
画像ページ >【写真あり】1993年の初当選時、ワインを片手に記念撮影に応じた高市首相(他1枚)
