“ひろゆき”こと西村博之氏(写真:時事通信) 画像を見る

《子供は親に逆らうのが難しいので、親の言いなりで動画作成という名の児童労働》
《子供の稼いだ金で親が鰻を食うのを恥と感じないくらい劣化した日本社会》

 

11月1日、Xでこうつづったのは、実業家の“ひろゆき”こと西村博之氏(49)。家族系YouTuberの収益化停止を取り上げたニュースを引用し、率直な私見をつづった。投稿されてから瞬く間に拡散され、「児童労働」だという意見に対して賛同の声が続々。だがその一方で、子どものやりたいことなのではと擁護する意見も上がり、Xでは次のように賛否両論が渦巻いている。

 

《子供を顔出しして、お金儲け。危険を伴うし、親として最低》
《家や家族は安心できる環境や関係性であってほしい》
《好きでやってる子もいるだろうし内心嫌々やってる子もいるだろし全員が全員かわいそうとは思えない》

 

こうした家族系YouTuberの“光と闇”は、現在放送中のドラマ『もうパパ!』(テレビ朝日系)でもリアルに描かれ、視聴者の関心を集めている。1日放送の第5話では、娘を思うあまり自分の価値観を押し付けてしまう父親の承認欲求や、家族の日常をエンタメとして発信することの難しさ、そして「家族とは何か」を深く考えさせる展開となった。

 

動画配信者として成功した父・良詫(堤真一)は、娘・紀子(原菜乃華)が自分から離れていく恐怖から暴走を始める。娘の居場所をGPSで監視し、勝手にスマホ決済を停止して生活手段を奪うという支配的な行動に出たのだ。

 

さらに対話を求める娘に対し、かつて自分が実父からされて最も憎んでいたはずの「札束を投げつける」という行為に及び、「家族のために尽くしてきた」と自身の承認欲求をむき出しにしてしまう。

 

再生数や登録者数といった目に見える数字を追ううちに、本来一番大切だったはずの子どもの気持ちを置き去りにし、親の都合と配信者のエゴを混同してしまう姿は、まさに家族系YouTuberが抱えがちな危うさを浮き彫りにしている。

 

現実の家族系YouTuberの動画を巡っても「看過できない場面がたびたびある」、とWEBメディア記者は語る。

 

「現在、多くの家族系YouTuberが活動していますが、最近では登録者数約62万人の家族系YouTubeチャンネル『しょうやん男三兄弟』が物議を醸したばかり。

 

特に注目されているのが、食べ物を投げた子どもを父親が怒鳴りつけるシーンです。家族にとっては日常なのかもしれませんが、動画にする必要性があるのだろうかという意見が多く出ています。ひろゆきさんが反応していたニュースでは、同チャンネルについて取り上げられていました。親として子を教育することは大切です。しかし子どもをコンテンツ化し、晒し者にするリスクは計り知れません」

 

実際、親が子どもに対して激しい怒号を浴びせる生々しい姿に対して、Xでは厳しい声がこうあがっている。

 

《フォロワーが60万もいる事が信じられない》
《誰がどう見ても息子達は怯えてる…本当に酷すぎる》
《お父さんが暴言吐いて、それでよく子供に収益くれって言えるな》
《しつけは大事だと思うがカメラ回して子供が震えてる動画出して……思い出作りとは程遠い》

 

「現代は、条件さえ満たせば誰でも簡単に世の中へ動画を発信し、収益化できる時代です。そしてその収益は、視聴回数や登録者数によって大きく変動する傾向にあります。数字を爆発的に伸ばすためには、より過激で炎上しやすい題材に手を出したほうが見てもらえるという実態があるのかもしれません。ですが、それを親から子へと強制することや、デジタルタトゥーとしてネット上に残り続ける危険性を知らせないまま、動画に出演させ続けることは、子どもの将来に影響を及ぼしかねないでしょう」(前出・WEBメディア記者)

 

再生数や収益という大人の都合よりも、まずは子どもの心と未来を守ること。配信ボタンを押す前に、親としてのモラルが今一度問われている。

 

画像ページ >【写真あり】「思い出作りとは程遠い」父が子を怒鳴りつける様子が公開……登録者数60万人越えの家族系YouTuber(他2枚)

出典元:

WEB女性自身

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