フジテレビが、人気ロックバンド「SUPER BEAVER」の映像作品をめぐる動画配信トラブルで謝罪を発表し、波紋を広げている。
問題の発端は2026年10月28日。この日は、同バンドのドキュメンタリー映画『SUPER BEAVER LIVE & DOCUMENTARY -現在地-』のパッケージ版(Blu-rayおよびDVD)の発売日という、ファンにとっても関係者にとっても記念すべき日だったが――。
「同日、作品の製作幹事を務めるフジテレビは、各動画プラットフォームにおいて、事前告知や関係各所への情報共有を行わないまま同作品の有料配信を開始してしまったのです。
この事態を受け、SUPER BEAVER側は同日中に公式Xで声明を発表。《我々バンド、並びに所属事務所、映画公式スタッフチームは、配信開始後に本件を把握いたしました》と、作り手側が配信開始の事実を全く知らされていなかったことを告白。その上で《皆様に対して事前に『配信』という選択肢があることを提示できなかったこと》に触れ、高価なパッケージ版を予約・購入したファンに向けて謝罪する事態となったのです。
通常、こうした映像作品の配信スケジュールはパッケージ版の売上にも直結するため、アーティスト側や販売元と綿密に協議した上で決定・告知されます。しかし、今回はフジ側にそのプロセスが完全に抜け落ちていたことになります」(音楽関係者)
これに対し、フジテレビ側は公式ウェブサイト等を通じて謝罪文を掲載。「映画『SUPER BEAVER LIVE&DOCUMENTARY -現在地-』各プラットフォームにおける有料配信についてのお知らせとお詫び」と題した声明の中で、製作幹事としての独断で事前告知なく配信を始めたことについて《対応至らず、結果として不十分なご案内となりました》と不備を認めた。
さらに《弊社は今般の事態を厳粛に受け止め、同様の事態を繰り返すことのないよう、再発防止に努めてまいります》《改めまして、本作品を応援してくださっている皆様に、心よりお詫び申し上げます》と謝罪を綴った。
しかしネットでは、
《どうしてこんなことが起こり得るのだろう…。いち組織として当たり前の報連相ができていない》
《…一度でも起こってはダメなレベルの話だが。あり得ない。》
《もうさ至らずっていうレベルじゃないのよね。大人の仕事ですよね?》
など非難の声が殺到している。
業界内からの視線も厳しいようだ。フジテレビ関係者が局内の反応を明かす。
「バンドのマネジメント側からすれば、ファンにも申し訳が立ちませんし、“何をしてくれたんだ”というやりきれない気持ちでしょう。ファンからすれば、事前に配信があることを知っていれば自身のライフスタイルに合わせて視聴方法を選べたはずで、さらにバンド側はその選択肢を奪ってしまったことでファンに謝罪するはめになったのですから。また安価な動画配信が、Blu-rayやDVDの売り上げに響くことも言うまでもありません。
局内でも『とんでもないやらかし』とドン引きの声が上がっていました。騒動後は関係部署が対応に追われ、社内には混乱が生じていたようです。今回に関しては事前に情報共有をするという、社会人としては当たり前の行為を怠っていたことになりますので、ちょっとあり得ないミスとしか言いようがありません」
作り手とファンへの敬意を取り戻すための抜本的な体制見直しが急務となっている。
画像ページ >【写真あり】貝殻ビキニになる杉原千尋アナ(他2枚)
