10月2日の夜(日本時間)におこなわれた主要7カ国(G7)のオンライン首脳会合。高市早苗首相(65)は5日、自身のXで《議長国のフランスが当日直前に急遽設定したもので、代理出席が認められていました》と、自身の欠席と、遠藤和也外務審議官(59)の代理出席を明らかにしたが、欠席への批判は収まらない。
「高市首相は10月16日の参院予算委員会で『オンライン会合に必要なディスプレーなどの準備が整わなかった』など、欠席理由を説明しましたが、午後6時30分から7時45分まで、公邸で自民党の麻生太郎副総裁、鈴木俊一幹事長ら、党役員と会食をしています。
首相は、会議の開かれていた時間帯は公邸で所信表明演説を書いていた、と説明していますが、オンライン会合は日本時間で午後9時半から約30分なので、出席は可能だったはずです。仮にディスプレーが用意できなくても、会話はできます。そのため『直前の会食で、高市首相が酒をたしなんだためではないか』と言われているのです。
中西祐介官房副長官は、飲酒について『承知していない』と明言を避けていますが、時事通信は11月4日、ある会合出席者の声として『首相もアルコールを口にしていた』と認めたことを報じています」(政治担当記者)
そうしたなか、話題になっているのが、11月4日の赤沢亮正経済産業相(65)のXの投稿だ。
赤沢氏はXに《#APEC閣僚会合へのリモート出席の順番待ちなう。現時点で40分押し。》と題して、大臣執務室で机の上に広げられた資料らしき書類を読む写真を投稿した。
しかも投稿された時間を見ると、11月4日午前0時14分という真夜中だったことから《ドタキャンしなくてえらい》《赤沢大臣はきちんと待機しているのに、総理は何故リモートできなかったのですかね?》など、高市首相と比べる意見が多く寄せられた。
もともと赤沢経産相は投稿好きで知られ、「しかもノリが軽い」(自民党議員秘書)といわれる。石破茂政権時代に、関税合意を目指して毎週末のように渡米していたが、そのときも《赤沢大臣、最近は米子よりも米国に行く回数が多いな》というXユーザーからの投稿に《どっちも訪米だし》と、うまい言葉で返していた。
今回の投稿を、政治ジャーナリストの宮崎信行氏は「高市首相がG7を欠席したことへの当てこすりでしょう」として、赤沢氏の“野望と失望”を次のように語った。
「アメリカとの関税通商問題交渉で、アメリカ政界にも名前を知られるようになった赤沢氏は、自民党総裁選に名乗りを上げたいのだと思います。いまは高市内閣の閣僚なので、高市首相が立候補すると見込まれる2027年は無理でも、その次の立候補を狙っているはずです。
しかし、アメリカ中間選挙でトランプ大統領が率いる共和党は惨敗しました。『MAGA』の帽子をかぶって、トランプ大統領とともに写真を撮った赤沢氏でしたが、トランプ大統領がレームダック(弱体)化してしまうと、その手柄も霞んでしまいます。内心は複雑だと思います」
赤沢経産相の精力的な働きぶりは、誰もが認めるところだが……。
画像ページ >【写真あり】識者が「高市首相のG7欠席への当てこすり」と読む赤沢経産相の“深夜リモート待機”投稿(他1枚)
