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京都府木津川市の市立小学校で、校長と前事務職員が、給食費や教材費などの不足分の約4600万円を自費で補填していたことがわかった。11月2日、同市の教育委員会が発表した。

 

「給食費などが不足した理由は、保護者の未払いが発生したからです。なぜ未払いが発生して校長や事務員は立て替えを余儀なくされたのかを取材すると、『それが理由?』と思わずにいられない背景がありました。

 

立て替えをした事務職員は、2012年度にこの小学校に着任し、2025年3月に退職しています。その間、1人で経理を担当していました。本来、未納の給食費や教材費があれば、事務職員は保護者に督促をおこない、速やかに徴収することが求められますが、事務員はそれを怠りました。入金が少なければ、いずれ資金がショートします。ついに口座にあった金額では業者に払うことができなくなり、事務職員は自分で穴埋めをしました。

 

穴埋めした金額は、2021年から2024年度で約2000万円です。校長は2024年5月にこの事実を知りましたが、『大ごとにしたくなかった』という理由で、自身も合計で約2600万円の穴埋めをしていたそうです」(社会部記者)

 

2026年6月、市立学校給食センターが同市教育委員会に「800万円の未払いがある」と報告したことから発覚したという。不思議なのは、なぜこれほどの巨費を“自腹”で払ったのか。同市の教育委員会に詳細を聞いた。

 

「事務職員が、適切な事務ができなかったというひとことに尽きますが、理由については『督促ができなかった』と語っています。

 

給食費などは『公金』ではなく、学校運営者の学校長が管理する『私会計』になりますから、教育委員会が調べることはありませんでした。校長の立て替えは(給食センターから)未払いの報告があり、帳簿などを調査する過程で明らかになりました。校長も、事務職員の立て替えを知った時点で教育委員会に報告してくれれば、ここまで(の大ごと)にならなかったと思います。

 

理由については、2人とも不明な点が多いので、さらに(教育委員会で理由を)聞くことになると思います」

 

現在でも、給食センターへの未払金は約800万円あるということだが、教育委員会は「先ほども述べましたが、これは『私会計』であるため、税金を入れることはできません。そのため、校長に支払いを求めていくことになります」と語る。

 

全国の自治体に比べ、木津川市が突出して給食費などの未払いが多いということはないというが、いずれにしても疑問ばかりが残るニュースである。

出典元:

WEB女性自身

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