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炎天下の舞「一万人エイサー」沖縄、国際通り
2017/08/07 13:00勇壮に演舞を披露する参加者=6日、那覇市の国際通り(新里圭蔵撮影) 第23回を迎えた2017年夏祭りin那覇「一万人のエイサー踊り隊」(同実行委員会主催)が6日午後、那覇市の国際通りで開かれた。気温30度を超える炎天下で、約4千人(主催者発表)が勇壮な演舞を披露した。 今年は昨年と同じ66団体が参加。子供から大人まで参加者たちは、国際通りの10カ所で息を合わ -
【追跡】沖縄で覚醒剤密輸が相次ぐ背景 海外航路増を隠れみのに 捜査機関、巧妙化を懸念
2017/07/31 15:00マレーシア船籍のヨットから発見した覚醒剤約600キロ=2016年6月、沖縄地区税関 元暴力団組員の男ら5人から構成される覚醒剤密輸組織がこのほど摘発された。5人は2016年から17年にかけて複数回にわたり、台湾から沖縄へと500グラム以上、末端価格にして3500万円以上の覚醒剤を密輸していた。 沖縄県内では昨年国内最大の約600キロ密輸事件を筆頭に、密輸事件 -
ヒアリ防除、沖縄は研究者連携で迅速調査、科学技術大学院大や琉球大など知見を共有
2017/07/28 15:00外来アリ類の有無を確認する調査=4日、那覇市の那覇港新港ふ頭 地域の生態系を保ちつつ南米原産の強毒アリ「ヒアリ」を防除するため、沖縄科学技術大学院大(OIST)や琉球大のアリ研究者を中心に沖縄県内の関係者が連携を深めている。世界的な研究知見を関係機関が迅速に共有して方向性を一致させており、関係者は「全国に類がない」と胸を張る。 ヒアリ対応に全国的に混乱が見ら -
沖縄自治体、移住促進あの手この手 体験ツアーや婚活に力
2017/07/18 14:00県の移住促進事業で、石垣市の保育園を視察する体験ツアー参加者ら=2016年2月、石垣市 沖縄県は、将来の人口減少に備えようと、県外からの移住促進に向けた取り組みを進めている。2016年度から3年事業で地方創生推進交付金による「県移住定住促進事業」を始め、17年度は9月以降に移住体験ツアーや10月までに移住に関するシンポジウムを予定している。県内市町村も、人口減が始まっている離 -
車上の犬、島で話題に 多良間の「セコム」
2017/07/13 12:00トラックの天井がお気に入りのセコムと飼い主の西原良宏さん=6月、多良間村 【多良間】大手警備会社にあやかって命名された多良間村の雑種犬「セコム」(雄、4歳)が、逃走した牛を追い掛けたり、サトウキビ畑でネズミを捕獲したりと縦横無尽の活躍を見せている。指定席は、畜産業を営む飼い主の西原良宏さん(38)が運転する2トントラックの天井だ。トラックの上から島を見守り、心地良い風とともに -
オリジナル婚姻届で祝福 手続きのあれこれ冊子に 沖縄市
2017/07/12 14:00小冊子や沖縄市オリジナルの婚姻届をアピールする市民課職員ら=沖縄市役所 【沖縄】沖縄市は、婚姻届の書き方や必要な手続きについてまとめた冊子「にーびちぐすーじさびらBOOK」を作成した。7月から市役所窓口で受け取ることができる。 「にーびちぐすーじさびら」は「ご結婚をお祝いしましょう」との意味。国指定伝統工芸品の知花花織の柄をあしらったオリジナル婚姻届も導入し -
自慢のミニトマトを届けたい 八重瀬・ハルハウス ビニールハウス建設資金募る
2017/07/10 14:00【八重瀬】農業や弁当販売で、障がいがある人たちの雇用の場を提供する八重瀬町高良の就労継続支援A型事業所「ハルハウス」(久手堅憲太代表)が、ミニトマト栽培用のビニールハウス2棟の建設資金をクラウドファンディングで募っている。 目標額は75万円で、達成率は7日現在で76%。スタッフらは「自信と誇りを持って働き、『ぶどうのように甘い』と言われるハルハウスのミニトマト -
沖縄の声 映画で伝える 戦争体験継承へ、21歳決意 映画監督の仲村颯悟さん
2017/06/30 13:00「沖縄戦を伝える使命がある」と話す映画監督の仲村颯悟さん=6月23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園 沖縄県沖縄市出身の映画監督、仲村颯悟(りゅうご)さん(21)=慶応大4年=は慰霊の日を「特別な日」と言う。米軍普天間飛行場の辺野古移設をテーマにした映画「人魚に会える日。」を制作するきっかけとなった日だ。慰霊の日である6月23日、糸満市摩文仁の平和祈念公園の平和の礎を訪れた仲村さ -
自動走行システムで新交通網の形と観光まちづくりを!沖縄北谷で実証実験開始
2017/06/27 12:00遠隔操作の実証実験で自動走行する小型電動カート=26日、北谷町 沖縄県北谷町と国立研究開発法人産業技術総合研究所(産総研)は26日、遠隔操作の小型カートが地中に埋め込まれた誘導線上を自動走行する実証実験を開始した。出発式が同日午前、北谷町のうみんちゅワーフで開かれ、町や研究所、経済産業省などの関係者約120人が出席した。実証実験は2018年度まで行われる。高齢者や観光客の新た -
沖縄食材でAKB歓迎 県内飲食店で企画進む
2017/06/15 13:0017日に沖縄県豊見城市で開かれるAKB48の選抜総選挙を前に、県内の飲食店ではAKBメンバーや、観覧に訪れるファンを歓迎する企画が急ピッチで進んでいる。県が県産品を使った店を認定している「おきなわ食材の店」の一部店舗では、AKBにちなんだスイーツなど特別メニューを提供して「沖縄食材をPRしたい」と意気込んでいる。 南城市のユインチホテル南城のレストラン・サンピアは、「A(甘い -
元沖縄県知事の大田昌秀氏が死去 多くの県民が悼み 平和への意志受け継ぐ
2017/06/13 14:00完成前の平和の礎を視察する大田昌秀さん(右)=1994年12月13日、糸満市摩文仁 多くの学友を失った沖縄戦体験を原点とし、戦争と米軍基地のない平和な沖縄を希求し続けた元県知事で琉球大名誉教授の大田昌秀さんが12日、死去した。「平和の礎」を建立し、平和のメッセージを沖縄から発した。少女乱暴事件に抗議する1995年10月の県民大会で「幼い少女の尊厳を守れなかった」と謝罪し、基地 -
LGBT生きやすい社会の実現を!イベント「ピンクドット」沖縄で開催
2017/06/08 12:00性的マイノリティーのLGBTが生きやすい社会の実現を目指すイベント「ピンクドット沖縄」の共同代表を務める荒井達也さんらが7日、沖縄県那覇市内で会見し、9月23日に那覇市牧志のテンブス館で「ピンクドット沖縄2017」(同実行委員会主催)を開催することを発表した。 2013年から全国に先駆けて開催されてきた「ピンクドット沖縄」には国内外から延べ2千人以上が参加しており、今年で5回 -
沖縄戦米軍捕虜の魂安らかに…ハワイ初開催の慰霊祭200人以上の参列者
2017/06/06 13:00沖縄戦で捕虜となり、移送先のハワイで亡くなった県人12人の冥福を祈る、共同代表の(前列左から)渡口彦信さん、高山朝光さん、元捕虜の古堅実吉さん=4日(日本時間5日)、米ホノルル市の慈光園本願寺 1945年の沖縄戦で米軍の捕虜となり、移送先のハワイで亡くなった県人12人を弔う慰霊祭が4日(日本時間5日)、オアフ島ホノルル市の慈光園本願寺で開催された。ハワイでの県 -
原点はクラシック「沖縄ロックのカリスマ」ジョージ紫さん
2017/05/31 14:00米軍基地内での演奏会でピアノを弾くジョージ紫さん(奥)の写真=1965年2月 沖縄県沖縄市久保田の「プラザハウス」に展示された1枚のモノクロ写真が来場者の目を引いている。1965年2月に米軍基地内で催されたピアノ発表会で演奏するジョージ紫さん(68)の写真だ。オキナワンロックの草分け的バンド「紫」のリーダーで、16歳の高校生の頃に撮影された。クラシックをロックに融合させ、日本 -
「立ち返れる場つくりたい」沖縄少年院の元法務教官が“卒業生”と支援団体設立
2017/05/30 11:00沖縄少年院の“熱血法務教官”として少年たちに向き合ってきた武藤杜夫さん(39)=那覇市在、東京都出身=が3月末、法務省を退職し、沖縄少年院の卒業生2人と新たな挑戦を始めている。少年院を出院した少年や居場所がない子、エネルギーを「非行」で発散するしか方法を知らない子たちを受け止め、サポートするための任意団体「日本こどもみらい支援機構」を4月に設立。6月には3人で京都、大阪 -
沖縄のソウルフードを守った男 倒産寸前から売上高5億円にした方法とは
2017/05/29 14:00おやつにもなる、伝統行事の重箱にも入る沖縄のソウルフード天ぷら。フリッターのようなもちもちとした衣が特徴の沖縄天ぷらが主力商品の「上間弁当天ぷら店」は昼時、地元の人の長蛇の列ができる人気の老舗店だ。しかし、一時は負債2億円を抱えるほど苦況に陥った。そんな弁当屋を10年足らずで再建した若き経営者が「上間フードアンドライフ」(沖縄市登川)の社長、上間喜壽さん(32)だ。大学を卒業し -
これが墓!?まるでSFの世界 彫刻家魂と家族への思い込め 沖縄の地に眠る両親へ
2017/05/26 13:00沖縄の墓といえば亀の甲羅の形をした「亀甲墓」やまるで小さな家のような「破風墓」。そして墓の前に、親族が集える程のちょっとした広場がついているのが定番のイメージだろう。しかし沖縄県那覇市小禄の閑静な住宅街の一角にある墓地で、丘陵の傾斜に沿って視線を上げると、他とは明らかに趣を異にする墓にくぎ付けになる。凹凸にデザインされたコンクリートの外壁と、複雑に組まれた鉄パイプ-。彫刻家の能勢孝二郎さん(6 -
地元沖縄で仕事「場所を問わない働き方を広めたい」ITを駆使しワークスタイル変革
2017/05/23 13:00外資系IT企業の日本マイクロソフト(東京)で採用部門担当として活躍している那覇市出身の普久原朝親(ともちか)さん(41)が、本社のある東京を離れ地元沖縄でノートパソコンやスマートフォンなどさまざまな端末を活用し、社外にいても業務に取り組む働き方改革を実践している。普久原さんは「働き方を見詰め直し、時代に合ったワークスタイル変革につなげたい」と、場所を問わない働き方を広げたいとしている。 &n -
沖縄戦没者遺骨DNA鑑定、集団申請へ 民間人の身元特定つなげる
2017/05/19 12:00県内各地で沖縄戦の戦没者遺骨を収集し、 国にDNA鑑定を求めるガマフヤーの具志堅隆松さん (2015年6月、那覇市泊) 沖縄戦遺骨収集ボランティア「ガマフヤー」(具志堅隆松代表)は、7月にも沖縄戦の戦没者遺骨のDNA鑑定を集団で厚生労働省に申請する。集団申請は初めて。同省のDNA鑑定の参加呼び掛けは事実上、軍人・軍属の遺族に限られてきたが、ガマフヤーは軍民や国籍を超え -
AKB総選挙in沖縄「1票待ってる」県出身のらんりーもPR
2017/05/18 12:00「AKB48 49thシングル選抜総選挙in沖縄」をPRする(左から)谷口めぐさんと県出身の宮里莉羅さん、向井地美音さん、福岡聖菜さん=17日、那覇市の琉球朝日放送 6月に行われる「AKB48 49thシングル選抜総選挙in沖縄」を前に、AKB48のメンバーで沖縄県出身の宮里莉羅さんや向井地美音さん、谷口めぐさん、福岡聖菜さんの4人が17日、総選挙のPRなどで -
辺野古で市民排除にはさみ 沖縄県警もみ合う中ひも切断
2017/05/16 14:00米軍キャンプ・シュワブゲート前に座り込む市民を強制排除する機動隊員(左)の手に、はさみが握られている=15日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前 【辺野古問題取材班】米軍普天間飛行場の移設に伴う名護市辺野古での新基地建設工事で15日午前、米軍キャンプ・シュワブのゲート前で座り込み建設反対を訴える市民らに対し、沖縄県警機動隊がはさみを取り出し、隣り合う -
沖縄「チーイリチャー」豚の血出荷停止で飲食店の売上に大打撃
2017/05/15 14:00ファンから熱狂的な支持を集める沖縄の郷土料理「チーイリチャー(豚の血炒め)」。県北部食肉協業組合(名護市食肉センター)の不適切な採血方法が原因で豚の血の出荷が止まり、沖縄県内の食堂や居酒屋ではチーイリチャーが供給停止に陥っている。チーイリチャー(豚の血の炒め煮、チーイリチー)を日ごろから食する文化が根付く金武町では波紋が広がっている。金武町でチーイリチャーを販売する12店舗のうちすでに10店舗 -
「特別じゃなくて仲間」 那覇市の小6年生 呼吸器の級友、動画で紹介
2017/05/12 11:00全身に力が入らない病気のため、人工呼吸器を装着しながら那覇市立高良小学校(多和田悦子校長)に通う6年生の湯地駿羽(ゆじはやと)君(11)のことを学校のみんなに知ってもらおうと、昨年度同じクラスだった児童が湯地君を紹介する動画を作成した。「駿羽さんは僕たちと一緒。普通だよ。みんな仲良くしてね」。幼稚園から6年間、共に育った子どもたちは声をそろえる。 動画を作ったのは昨年度、5年 -
沖縄県石垣島初「山羊まつり」ヤギ汁やヤギそば堪能!闘山羊も!
2017/05/11 11:00体を持ち上げて角をぶつけ合うヤギ。激しい音が響くたびに、会場からは歓声が上がった=4月30日、石垣市総合体育館南側広場 ヤギ文化の継承や新たなヤギ肉ブランドの確立を目的に、「第1回石垣島山羊まつり」(主催・石垣島山羊生産組合)が4月30日、沖縄県石垣市総合体育館南側広場で開催された。石垣市制施行70周年記念事業の一環。多くの市民や観光客が訪れ、ヤギと触れ合ったり、ヤギ汁やヤギ -
初夏の沖縄に雪?ふわりと舞うその正体とは!?
2017/05/10 17:00綿菓子のような白い綿をいっぱいにつけているトックリキワタ=9日、那覇市与儀(具志堅千恵子撮影) 曇り空から時折青空が広がった9日、那覇市与儀ではトックリキワタの実が裂け、種を包んだ真っ白な綿が辺り一面を覆っていた。通行人からは「雪のようで幻想的だ」との声が上がっていた。 トックリキワタは南米原産の落葉高木で、沖縄では毎年12月ごろに鮮やかな桃