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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。【ポップな心霊論】は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【最強のパワースポットは“鶴瓶さん”説、唱えてます】

 

人気者の芸能人やこれから売れる人には、たくさんの“いい霊”がついています。そういう人は、肩から胸あたりがポッと明るくなってキラキラして見えるのですが、今まで見た人たちのなかで桁違いにすごかったのは笑福亭鶴瓶さん。

 

僕が小学生のとき、200メートルくらい先にある商店街のほうで巨大な何かがモワーンとしているのを見つけました。そのとき、なぜか「あそこに鶴瓶さんがいる」と思ったんです。一緒にいた母に言ったら、「何を言ってるんだ」って感じだったんですけど、行ったらホントに鶴瓶さんが撮影していたんです。

 

鶴瓶さんのことを応援している生き霊や、「死ぬまでに会いたい」と思っているもうすぐ死んでしまう人の生き霊、死んでからも「会いたい」と思って来た霊が信じられないくらいたくさんついていました。あまりにも多いので悪い霊が来ても、はねのけてしまうんです。

 

悪い霊がついている人に相談されたとき、僕は「なんとかして鶴瓶さんに会ってください」と言っています。言葉を交わさなくても、近寄るだけで、鶴瓶さんのいい霊たちが悪い霊を引きはがしてくれるからです。落語などで生の鶴瓶さんを見に行くだけでも違うかもしれません。

 

これは幸運を引き寄せるというものではなくて、確実に悪いものがついている、という人に効果があるものですが、鶴瓶さんはこの世でいちばんのパワースポットだと思っています。

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