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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【タクシー運転手ほど、霊を怖がらない人はいない】

 

僕の親父(※強めの霊能力あり)はタクシー運転手。親父からタクシー業界の霊話を聞くことがあるんですが、“タクシー運転手の人ほど、霊を怖がっていない人はいない”と思っています。

 

みんな、霊に慣れっこなんです。「霊を乗せたことがありますか?」と聞いたら、ほとんどの人が「ああ!ありますよ」って答えると思います。そして、霊を乗せると何が起こるかというと……。

 

「○○までお願いします」と言われて目的地に向かう。到着して、「○○円になります」と振り向くと、お客さんがいなくなっている。普通の人だったら、これ、怖いじゃないですか。

 

でも、タクシーの運転手さんは、走った分のお金をもらえないわけだから、悔しいんですね。メーターが回っているぶん、自腹を切ってお金を払わないといけなかったりするので。「ちっ、霊乗せちまった!」って感じです。“怖い”より“悔しい”が強くなる。

 

その点、親父は霊と人間が見分けられるので、得しています。霊を乗せちゃったと気がついたら、メーターを回さずにすみますから。

 

霊に害がないってこともわかっているから、たまに霊を乗せているときに生きている人間のお客さんを見つけたら、同乗させちゃうこともあるらしいです。