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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(25)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【霊は出てきませんが、霊より怖かった体験】

 

大学4年のとき、知らない女のコと同棲している夢を見ました。残念ながら、あんまりかわいいコではなかったんですが……。

 

「ご飯できてるよ」「ありがとう」って仲むつまじく会話してるんですが、なんだか心にもないことを言わされている感覚で、すごく嫌な気持ちでした。しかもその夢、1カ月間毎晩見続けたんです。その時期は、いつも朝起きると、疲れ切っている状態でした。

 

そんなとき、久々に大学に行ったら同じゼミの女のコに話しかけられて。「はやともくんと仲よくなりたいって言ってるコがいるから、紹介してもいい?」とのこと。僕、ちょっと舞い上がっちゃって「ぜんぜん、いいよ!」って。

 

現れたのがなんと、夢に出てきてた女のコだったんです。めちゃくちゃびっくりしたし、不気味だったんですけど、もしかしたら僕の霊感が勝手に彼女の好意を感知しちゃったのかも、とか思って「はじめまして」って挨拶しました。

 

そしたら彼女、クスッと笑って「はじめましてじゃないですよね」って。

 

背筋が凍るかと思いました。怖すぎてすぐに理由をつけて帰ったんですが、後日紹介してくれた女のコに経緯を話すと、「あのコの元彼からも同じように、夢に出てくると相談を受けた」と。元彼は精神的に参ってしまって体調を崩してしまったそうで……。

 

あれはなんだったんだろう。生きてる人間、怖いなあ……。