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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【僕、この間1回、死んじゃいました(笑)】

 

みなさんは「走りたいのにうまく走れない夢」って見たことがありますか?

 

実は僕、ちょうどこの間、そんな夢を見たんです。夢の中で、自分の体が自分のものじゃないような、もどかしい思いを感じていたら、急に小学生くらいの女の子が現れて「こっちだよ」って手を引っ張ってくれました。

 

その瞬間、パッと目が覚めると、病院のベッドの上に寝ていたんです。横には泣きはらした顔をした親父とお袋が立っていました。

 

聞いた話によると、僕の心臓は一度鼓動を止めてしまったそうです。部屋で倒れていた僕を親父が偶然発見して、救急車で運んでもらったとのことでした。

 

幸いにも心停止していたのはほんの短い時間だったので、脳にダメージが残ることはなかったのですが、念のためその日は病院に泊まることになったんです。

 

病室に誰もいなくなると、すぐに目を閉じました。すると、フッと誰かが入ってきたような気配がしたんです。親父かお袋が戻ってきたのかなと思って目を開けると、そこには夢の中で僕の手を引いて走ってくれた女の子が立っていました。

 

パッと目が合うと、その子が「もう1回走る?」って聞いてきたんです。僕、びっくりしちゃって「いい、いい」って断っちゃったんです。そうしたらその子、しょんぼりした感じでフッと消えてしまいました。

 

あの子は僕を助けてくれたのか、それとも一緒に連れて行こうとしたのか。一体どっちなんですかね。