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その霊能力のために、楽屋では霊視を求める先輩芸人たちが行列をつくることもあるという、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属の“霊がよく見える”ピン芸人・シークエンスはやとも(26)。『ポップな心霊論』は、彼が人生で見てきた霊たちや霊現象などを紹介していくコラム連載!

 

【バレンタインデーにも霊感は役立ちます】

 

バレンタインデーの思い出ってみなさん1つや2つは持っているんじゃないでしょうか。今回は、霊感のある僕だからこそ体験してしまった、ちょっぴりほろ苦いバレンタインデーのエピソードをお話しします。

 

僕がまだ大学生のときのこと。色恋沙汰には一切縁がなかった僕ですが、ある年のバレンタインデー当日に「授業が終わったら、喫煙所前の広場に来て」と、クラスの女子からLINEをもらったんです。

 

あまり話したことのないコだったので正直びっくりしましたが、「本命チョコがもらえるんじゃ……?」とワクワクしながら指定された場所へ向かいました。ソワソワしながら待っていると、少し遅れて彼女がやってきて「はい」とおもむろにチョコを渡されたんですが、わざわざ呼び出したにしては、やけに淡白な感じで。

 

ちょっと不思議に思ったので、彼女の生き霊を霊視してみることにしたんです。もしも僕のことを好きなら、生き霊は僕の方を見ているはずですからね。でも彼女の生き霊はぜんぜん僕の方なんか見ていなくて。すぐにただの義理チョコだってわかってしまいました……。

 

しかも、あとから聞いた話では、そのコ、僕以外にも30人くらいの男をわざわざ呼び出して、チョコを渡していたそうです。そのなかにはきっと、義理チョコだとは夢にも思わない人もいたんじゃないかな。僕からしたら、おばけより女の人のほうがよっぽど怖いです。