皆さん、こんにちは!はちみつ姉妹です。
日差しが強く、お肌や髪にダメージを感じる季節到来ですね。また、熱さや湿気で体力も落ち気味という方も多いのではないでしょうか。そこで今回は日本古来から伝わる「甘酒」と「はちみつ」を使った、体にもお肌にも効果的な“夏バテ防止&疲労回復”ドリンクをご紹介したいと思います。
甘酒は、「飲む点滴」と言われるほど豊富な栄養素を含んでいます。その所以は、甘酒に含まれる栄養素が点滴の栄養素とほぼ同じであることにあるそうです。
江戸時代には、夏に冷やした甘酒、又は、温めた甘酒を暑気払いに飲む習慣がありました。栄養豊富で体力回復にも効果的なため「夏の栄養ドリンク」として親しまれ、夏場には多くの甘酒売りがいたと言われています。
甘酒の作り方は、大きく分けて2種類あります。1つは、酒粕から作られた甘酒。甘みを増すために大量のお砂糖を加えます。もう1つは、米麹で作られた甘酒。お米と麹を発酵させて作り、発酵の段階で自然の甘さが出るので、砂糖は必要ありません。
より美容と健康に効果的なオススメの甘酒は、自然の発酵食品である米麹甘酒のほうです。それにはちみつを入れることで、さらなる効果が期待できるのです。
もちろん甘酒は市販のものでも構いませんが、炊飯器1つで簡単に作れるので是非ご自宅で作ってみて下さい。
●はちみつ米麹ドリンク
《材料》
米麹 — 500g
水 — 500ml
豆乳 — 200ml
はちみつ — 小さじ2
《作り方》
①米麹と水を1:1の割合で炊飯器に入れ、60度で保温。8時間置いて甘酒の素をつくる
②グラスに大さじ1の①を入れ、豆乳で割って出来上がり
甘酒には、消化吸収を助ける消化酵素やエネルギー効率を上げるビタミンB群が豊富に含まれており、効率よく体内に栄養素を取込むことができます。また、はちみつには高い抗菌や殺菌作用に加えて腸内環境を整えてくれるため、美肌効果も!
さらに豆乳には、ビタミンCやミネラルそしてカリウムなどが含まれているので、美肌効果はもちろんのこと、むくみ改善やデトックス効果まで期待できるのです。
これらの効果が凝縮された“万能ドリンク”。是非朝食の変わりに飲んで、体の中から元気で美しいお肌を維持して下さい!
著者プロフィール
東出佳子
アーユルヴェーダ・メディカルハーブを学び、“美と健康”をコンセプトとした飲食店経営を経て、「肌から食す」という考え方に着目。 ΝZ産マヌカハニーとの出会いにより、長年抱えていた肌トラブルのニキビが改善。2009年、はちみつ美容研究家として活動をスタート。はちみつ美容を取り入れたトータルビューティーを提案している。
東出直子
生まれつきアトピー性皮膚炎に悩まされ、予防医学・自然治癒学に強く惹かれる。 美容系商社でスキンケア商材、コスメ営業を経験。結婚、出産を機に「食す美」と健康に積極的に取り組む。シンガポールではベビーヨガインストラクター、モデルとして活躍。帰国後、2012年より姉妹ではちみつ美容家として活動を開始している。