脚のトラブルの原因究明！木場式「足の指」健康チェック

体幹トレの第一人者、木場克己トレーナーが伝授する「足の指」健康チェック

体幹トレーニングの第一人者、木場克己さん

1月29日に女優の平愛梨さんと結婚を発表したサッカー日本代表の長友佑都選手を始め、多くのトップアスリートを育てた体幹トレーニングの第一人者、木場克己トレーナー。その指導アスリートやアーティストは数え切れず。多数の著作も10万部超えを連発する超人気トレーナーの木場さん。ちなみに、昨年の馬術の日本一決定戦「ジャパンオープン」で優勝して話題となった華原朋美さんも、木場トレーナーに体幹トレーニングの指導を師事する一人だ。

そんな木場トレーナーの最新の書籍、『つけるだけでやせる！ 美脚＆健脚になる！ かかとインソール 1日5分！ 即効！ エクササイズBOOK』 が2月17日（金）に光文社から発売される。ということで、本の発売を記念して名トレーナーから「脚のトラブルの原因究明！木場式　足の指健康チェック」を伝授してもらった。

O脚、外反母趾、膝痛…脚のトラブルの原因は、足の指にあった！

■木場式「足の指」健康チェック（1）

イスに座り、脚を上げ、両足の指を開いてみる。

＜足の指が開かない＞→悪い状態

＜足の指が開く＞→良い状態

膝痛、O脚やX脚、外反母趾など、脚のトラブルに悩まされる女性は多い。では、なぜ脚のトラブルの原因が足の指にあると木場トレーナーは考えるのか？

「足の指を使わないと土踏まずのアーチがなくなり、扁平足になっていきます。じつは土踏まずは歩く際にクッションとなる重要な役目を果たしているのですが、扁平足になると足のクッション性が失われてしまい、歩く際の衝撃を膝や腰がダイレクトに受けてしまう。その結果、O脚やX脚がひどくなったり、膝痛や腰痛に悩まされるようになってしまうんです」

上の写真のように、イスに座って足を上げ、足の指を開いてみてほしい。右の写真のようにすべての足の指の間を開くことができれば問題ないが、多くの女性は左の写真のように、特に薬指と小指の間が開かないことが多い。この状態、さまざまな脚のトラブルを誘発する危険信号と言えると木場トレーナーは指摘する。

■木場式「足の指」健康チェック（2）

（1）イスに座った状態で、小指の下に紙きれを1枚入れる。
（2）座っている側は、小指に力を入れて紙が抜けないようにする。
（3）反対側から紙を引っ張ってもらい、抜けるかどうか確認する。

＜スタート＞小指の下に紙を入れる

＜開始＞小指で押さえている紙を引く

「こんなの簡単じゃないか」と思うかもしれないが、やってみると意外と紙がスッと抜けてしまって驚いた人もいるだろう。これは、普段の生活で足の指を使わないでいるために、脚の指の力が低下しているためだ。
足の指が使えないままだと、O脚や膝痛が悪化する危険性がある。そこで、木場トレーナーが「つけるだけで自然と足の指が使えるようになり、脚のトラブルを防ぐ」画期的な商品を開発した。それが「かかとインソール」だ。

「かかとインソール」は、かかとのシリコンがかかとを包むように保護しつつ傾斜を生むことで、自然と足の指に力が入れやすい体勢が取れるように設計されている。「これをつけるだけで、日常生活の中で自然と足の指を使うクセがつき、扁平足が改善されて、さまざまな脚のトラブル発生を防ぐことにつながります」と木場トレーナー。

2つの「木場式　足の指健康チェック」を試して、脚の指の筋力の低下が心配になった人は、ぜひ一度、かかとインソールを試してみてはいかが。