<この物語は、ある霊能力者をモチーフにして描かれたフィクションである。>キッチンを覗くと、そこにはいつになく早い時間に帰宅した美由紀が座っていた。得意先回りか何かを上手くやっつけたのだろう、いかにも余裕といった感じでタバコを吹かすその向こうで、朝と同じように母が立ち働いている。「おっ、早いじゃないか。どうしたのかな? 今日は飲み会とか無いのかな?」それでも気を遣っている...

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