タイ在住時から『洋服のオーダーメイドが安い』ことを知っていたのに経験せぬまま帰国した私。そこで今回は『約一週間の滞在で満足のいくオーダーメイドができるのか?』に挑戦してきました。結果はいかに!?事前に情報収集から。オーダーメイドといえばまず『布』。バンコク市内で布が安く手にはいる『サンペンレーン市場』というところがあるのですが、自力で行くとなるとけっこうむずかしい。場所がわかりづらい。『誰もができるオーダーメイド』をテーマに掲げたので(あら、そうだったの?)、サンペンレーンはパスしました。タクシーで行くとしてもタクシーの運ちゃんに『サンペンレーン』ってなかなか通じません…。タイ語は声調が…ね…。英語が通じる運ちゃんもあまりいません。そこで、自力で行け、在住日本人にも知られている布屋さん発見!(いろいろ探してみましたぜ)。BTSアソーク駅の4番階段を降りてすぐのお店『HIENG YOO HUAT』。アソーク交差点の角にあります。ここならばバンコクビギナーさんでも乗りこなせるBTSなので迷うことなくたどりつけると思います。(お店。階段があったりしてこんな写真しか撮れませんでした…。スマソ)もちろん日本から布を持参しても可ですが、安く手にいれたいのならやはりタイ。スーツやドレスならオーダーメイドのお店にも布はおいてあります。ただ、スカートやワンピースなど、カジュアルなものをお願いするなら自分で布を持参したほうがいいと思います。で、今回私がつくろうと思っているのは『コーデュロイスカート』。常夏の国に敢えて冬素材の『コーデュロイ』を選んだのは取材魂っちゅーんでしょうか。顧客のニーズにどれだけ応えられるか? それを試すには敢えてハードルの高いものを提示しないといけないでしょう! ということで。で、こちらの布屋さん、専門店だけあって布の種類が豊富でした。店名からしてオーナーさんは中華系でしょう。でもってスタッフのおばさま方も中華系。中華系のおばさま方はアゲモやホストなみに頭を盛っているのでそこにも注目してきてください。通称『マダム盛り』です。(と、勝手命名)それよりも商売上手の中華系に丸めこまれないようにしなくては…。しかし、うまいことやられてしまいました(その話はあとで)。裁縫なぞ高校の授業以来まともにしていないのでどれぐらい布が必要なのかもわからず、『この形をつくりたいんですけどぉ~、何メートル必要ですか?』と相談。スカートをスタッフのおばさんに見せました。『これだと1.5メートルね』「この素材の布はありますか?」『あるけどこれほど幅が細くないわよ』案内されたコーデュロイスペース。色は茶、黒、緑、ピンクとあと2,3色あったけども、いわゆるコーデュロイの幅が太いのしかありませんでした。細いのはなし。ま、いいかということで茶を購入。ちなみに常夏の国ですが、ベルベット(黒・茶)も売っていました。(こんな感じで布がところ狭しと並んでおります)お値段1メートル150バーツ(約450円)。これは安いのだろうか? なんか高い気がするなぁ。もしや常夏の国で敢えて冬素材の布を買うのは逆に高い買い物になってしまうのでは?がしかし、相場がわからない。日本だといくらなのよ!? いまでも高いのか安いのかわからない。って、これじゃダメじゃないですか…。レジへ行くと愛想のないおばさんが、『はい! 全部で300バーツ! 300バーツ! 300バーツ』と連呼。そんなに言われなくてもわかってますけど…。言われるがままに支払ってあとで気づく。あのおばさん、1.5メートルって言ったよね?じゃぁ、全部で225バーツじゃないの?レシートをじっくり見たら『150×2』。『2』じゃねーーーーーーYO!! 祭りのあと。じゃなくって、あとの祭り。しっかりやられちゃいました。なんか悔しいんですけどぉっ!ちなみにお客さんはほかに白人の方が数名ほど。スタッフ全員が英語で対応しておりました。いちおう日本語で『このスカートつくりたいんすけどぉ~』と話しかけてみましたがまったく通じなかったので日本語はNGと思われます。私は怪しいタイ語で。あとたぶん中国語が通じるはずです。店名からして。ということで英語・タイ語・中国語ならば問題なく買い物できると思います。(とか言いつつ、布を多めに買わされたアテクシですが…)どれも苦手だったら最終兵器ボディランゲージでどうにかなるでしょう! はいっ!!(つづく)※ではここまでのおさらいをば※『HIENG YOO HUAT』BTSアソーク4番階段降りてすぐ354 Sukhumvit Soi16 Klongtoey Bangkok英語・タイ語・中国語<ひとことアドバイス>支払いが済む最後まで気を抜くな