長崎県に生まれ、看板店、ちり紙交換、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家になった蛭子能収(67)。これまで人から相談を受けたことは皆無だったという彼が、本誌読者からの相談に答える!

 

【Q】「お金が貯まりません。友達と比べてみても貯金は少なく、このままでは老後が心配です。蛭子さんは、貯蓄はどのようなことをしていますか?また貯金はいくらありますか?」(ようとさん・43・主婦・石川県)

 

【A】「貯金の額では幸せは測れない」(蛭子能収)

 

長崎から上京していろんな仕事をしたけど、ずっと貧乏暮らしでしたよ。そんなに高いものを買うような趣味もないし、カップ麺とかお茶漬けでも満足していたから、まったく不幸だと思わなかったですよ。漫画家になって、お金が苦しくなっても描き続けることができたんですよね。

 

そんなオレでも、最初の女房と結婚したときから少しずつお金を貯めるようにしていたんです。漫画家もタレントも、明日どうなるかわからない世界。だから今でも定期預金に、一定額を預けています。たしかに利率は悪いですけど、株で失敗するくらいだったら、コツコツ預けておいたほうが絶対にいいですよ。

 

貯金額は……、さすがに言えません。でも、あまり他人と比べないほうがいいですよ。貯金が多いかどうかは、幸せの基準じゃないですから。自分が必要だと思ったらコツコツ貯めていけばいいんですよ。オレは、ご飯が食べられて、競艇やパチンコなど自分の趣味にお金が使えたら十分満足できるタイプ。そういう考え方のほうがいいと思いますよ。