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長崎県に生まれ、看板店、ちり紙交換、ダスキン配達などの職業を経て33歳で漫画家になった蛭子能収(67)。これまで人から相談を受けたことは皆無だったという彼が、本誌読者からの相談に答える!

 

【Q】「40代に入って急に仕事がなくなりました。40歳を過ぎたらもっと働けるはずなのに、若いカメラマンに仕事をとられてばかり……。このまま失業してしまいます。」(ナオタンさん・42歳・東京都・ファッションカメラマン)

 

【A】「稼げないうちは修行の身。がむしゃらに働くべし」(蛭子能収)

 

40歳とか年齢にこだわることないですよ。稼げないうちは修業の身なんですから。

 

オレはずっと貧乏暮らしでしたが、一ヶ月いくらあれば家族を養っていけるか計算して、その分だけは必死に仕事をしていました。マンガだけでは食っていけないから、ちり紙交換などいろんなバイトもしました。

とにかく家族が、1カ月暮らしていける生活費を決めて、それを稼ぐために一生懸命働くこと。それでも稼げなかったら、カメラマンの仕事にこだわる必要はないと思いますね。

 

オレもフリーだから、仕事がなくなる気持ちはすごくわかります。ただ、オレはこう見えて、世の中の動きを見ているんです。

マンガも『ヘタウマ』の時代に、期を逃したらダメだと思って、描きまくりました。テレビも『素人の時代』と言われた時期があって、その波にうまく乗ったんです。

 

時代の波に乗るコツは、競艇場で人の観察をすることですね。レースに熱中しているふりをしながら、そこに集まる人を見ているんです。オレは意外と計算高いんですよ。

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