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発売1か月あまりで早くも4刷というヒットとなった単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)。その好調な売れ行きに、「え、あの本が? 信じられない……」と驚く蛭子能収(67)が、本誌読者からの相談に答える!

 

【Q】「夫は自家用車を3台も持っていながら、先日、ロードスターという車を予約してきました。楽しみは車いじり。家計も苦しいので、自動車の趣味をやめさせたいです……」(ビワ子さん・43・主婦・石川県)

 

【A】「カッコつけると貧乏になって結局、カッコ悪くなる」(蛭子能収)

 

愚かな人ですね、この夫は。1度、貧乏になって、お金のない苦しみを味わえばわかりますよ。車は便利に目的地に着くことが大事ですから、見栄えなど無関係です。

 

うちも自家用車は、女房も運転するので一応2台持っていますが、小型乗用車のホンダのフィットです。都内を走るのはこれで十分。

 

ベンツなど高い自動車を欲しいと思ったことがありません。自分の気分をよくするために高い車に乗るなどつまらないこと。それにカッコつけて高級車を欲しがった人は、大抵、貧乏になって、その車を手放すハメに。結局、カッコつけると、挙句の果てにカッコ悪くなるものですよ。

 

そういえば、オレが運転するロケが多かった旅番組『そうだ、旅(どっか)に行こう。』(テレビ東京系)からの仕事が最近来ないですね。もう飽きられたのかな。それとも(よく共演する)具志堅用高さんに、仕事を奪われたのかな。あの人はオレが唯一「この人は頼りにならない」と思える人なのに、案外、腹黒かったりして。油断できないですよ、芸能界は。

【『蛭子能収のゆるゆる人生相談』たちまち4刷!】

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建前だらけの世の中に、疲れ果てたらこの1冊! 当コラムをまとめた“きれいごと、ゼロ”の単行本『蛭子能収のゆるゆる人生相談』(光文社・630円+税)好評発売中です。

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